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プーケットで雨の日や、ビーチに焼かれすぎて休みたい日、僕はいつも同じ場所に逃げ込みます。

プーケットタウン郊外にある巨大モール、セントラルプーケットです。冷房の効いたフロアを何時間でも歩けて、しかも中のグルメがちゃんと充実している。

旧市街の食べ歩きとはまったく別ジャンルの「モールグルメ」を、実際に歩いて確認してきたので、棟の分け方や支払い方法まで含めて紹介します。

セントラルプーケットのざっくり結論

セントラルプーケットはFestival棟とFloresta棟の2つがスカイブリッジでつながった作りです。Festival棟の3階フードコートは日本人でも入りやすい定番、Floresta棟は本格的な海鮮とちょっと変わった名物レストランが強み、と役割が分かれています。営業時間は両棟とも10:30〜22:00です。

セントラルプーケットは「2つのモール」でできている

セントラルプーケットという名前を最初に聞いたとき、僕は1つの建物だと思っていました。実際は違います。

2004年に開業したFestival棟と、2018年9月にオープンしたFloresta棟、この2つがガラス張りのスカイブリッジでつながっているのが正体です。総面積40万平米、テナント数は約500店舗という規模で、島の中では飛び抜けて大きい商業施設です。

場所はプーケットタウンの郊外(住所は Wichitsongkran Road沿い)で、旧市街から車で10分もかからない距離。パトンビーチからだとタクシーで20〜25分、距離にして12kmほど離れています。

注意
パトンビーチの中心部にも「Central Patong」という別の小さめモールがあります。本記事で紹介しているのは、プーケットタウン郊外にある大型のセントラルプーケット(Festival棟+Floresta棟)なので、間違えないようにしてください。

セントラルプーケットのFestival棟とFloresta棟をつなぐガラス張りのスカイブリッジ
※画像はイメージです

2棟の役割は、ざっくり分けるとこうなります。

開業 グルメの特徴 営業時間
Festival棟 2004年 3階フードコート、日本食チェーン、シネコン併設 10:30-22:00
Floresta棟 2018年 海鮮フードコート、大型スーパー、名物レストラン 10:30-22:00

3階フードコートは日本人にも入りやすい

Festival棟の3階には、十数店舗が並ぶフードコートがあります。カオマンガイやカオソーイといったタイの定番から、MK Suki、回転寿司のSushiroまで揃っていて、迷ったらまずここに来れば外しません。

僕が実際に食べた感覚だと、フードコートなら1食100〜200バーツもあれば十分お腹いっぱいになります。2026年8月時点で確認した目安なので、為替や店の入れ替わりで変動する前提で見てください。

支払い方法だけ、事前に知っておくと迷いません。タイのフードコートの多くはプリペイドカード方式で、セントラルプーケットも同じです。

支払いの流れ
①入口付近のカウンターでお金を渡してプリペイドカードを受け取る②各店でカードを見せて注文、金額はカードから引かれる③食後に余った分は出口で払い戻し。現金を直接店に払う場面はほとんどありません。QRコード決済ができる店も増えています。

Festival棟には他にも、1階にミシュラン掲載歴のある北タイ料理店Ginger Farm Kitchen、イタリアンのAzzurro、2階には火鍋のHaidilaoなど、フードコートより少し予算を出してもいい日向けの店も入っています。

セントラルプーケットFestival棟3階のフードコート、カオマンガイやカオソーイの屋台が並ぶ様子
※画像はイメージです

Florestaは「魚を選んでその場で焼く」海鮮コーナーがある

Festival棟が「モールのフードコート」の王道だとすると、Floresta棟はもう少しプーケットらしい海鮮推しです。

地上階には「You Hunt We Cook」という仕組みのコーナーがあって、氷の上に並んだ魚介から好きなものを選ぶと、その場で調理してもらえます。値段は魚の種類と重さ次第で変わるので、選ぶ前に一度単価を確認しておくのがコツです。

同じフロアには、プーケットの海鮮料理を専門にするMaimorn Cuisineも入っています。フードコートより落ち着いて食事したい日はこちらが候補になります。

Floresta棟の地上階には大型スーパーマーケットも併設されているので、コンドミニアム滞在で自炊したい人はここでまとめ買いするのも手です。

セントラルプーケットFloresta棟の海鮮コーナー、氷の上に並んだ新鮮な魚介類
※画像はイメージです

地下に水中レストランが1軒だけある

Floresta棟の地下には、Su Va Naという名前のレストランがあります。現地の紹介では「タイで唯一の水中レストラン」と案内されていて、水槽越しに魚が泳ぐ様子を眺めながら食事できるのが売りです。

正直、僕はここまで予算を出して座ってはいないので、店内の様子は外から覗いた範囲での紹介になります。写真映えする分、価格帯はフードコートよりだいぶ上がりますし、時間帯によっては予約が必要です。

行く前の確認
Su Va Naのような予約制・高単価の店は、営業時間や予約状況の変動が大きいです。行く予定がある人は、当日ではなく事前に公式や現地デスクで確認しておくと安心です。

日本食が恋しくなったらここに来る

タイ料理が続いて日本食が食べたくなる日、Festival棟にはやよい軒や八番ラーメンといった日系チェーンも入っています。

味の再現度はチェーンなりですが、白ご飯とお味噌汁が恋しくなったタイミングでは十分すぎるくらいありがたい存在です。

夜はLanlomの屋外エリアが賑わう

比較的新しくできたLanlomという屋外エリアも、Festival棟の敷地内に加わっています。夕方から夜にかけて外の空気を感じながら食事できるスポットとして人気が出てきていて、居酒屋のNami Izakayaも近く開業予定と案内されています。

モールの中に一日いると、どうしても閉塞感が出てくるので、屋内フードコートと屋外Lanlomを組み合わせて回るのがちょうどいいバランスです。

セントラルプーケットの屋外エリアLanlomで夜に食事を楽しむ様子
※画像はイメージです

旧市街のグルメとは使い分けるのがいい

プーケット旧市街を歩いて食べ比べたときの記事にも書きましたが、あちらは徒歩で店から店へはしごする「食べ歩き」のグルメです。

セントラルプーケットはその対極にあって、冷房の効いた屋内で選択肢の多さを楽しむタイプのグルメだと思っています。雨の日、暑さに疲れた日、子連れで長時間屋外を歩きたくない日は、こちらに軍配が上がります。

プーケットのビーチ選び宿泊エリアの選び方の記事でも触れていますが、パトンやカタに滞在していると、セントラルプーケットまでは少し距離があります。観光モデルコースを組むときは、旧市街観光とセントラルでの買い物・食事を同じ日にまとめると移動が無駄になりません。

アクセスで迷う人も多いと思いますが、タクシーかGrabで呼ぶのが一番確実です。プーケットタウン発なら10分程度、パトンやカタからでも20〜30分あれば着きます。

セントラルプーケットは正直、地球の歩き方のような大手ガイドでもさらっとしか触れられていないスポットです。でも実際に行ってみると、旧市街とはまったく違う「もう1つのプーケットの食事」が見えてきます。次にプーケットへ行く予定がある人は、雨の日の候補として頭の片隅に入れておいてください。

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