バルセロナのパエリアおすすめ3店|目的別の選び方【2026年版】
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スペイン料理といえばパエリア。そしてパエリアといえば、やっぱりバルセロナです。

僕は初めてバルセロナに行ったときにパエリアの沼にハマって以来、滞在中は「1日1パエリア」レベルで食べ歩いてきました。イカスミ、ミックス、フィデワ、市場のサクッと系まで、とにかく片っ端から試した感じです。

そのうえで「どこがいちばんおすすめ?」と聞かれたら、答えは1つじゃありません。目的(どのパエリアを、どんなシチュエーションで食べたいか)で正解が変わるからです。この記事では、僕が実際に通って良かった3店を目的別に整理しました。

この記事の結論(目的別のおすすめ)

本格イカスミパエリアなら「1881 per Sagardi」、ミックスやフィデワ(パスタのパエリア)なら「エルカングレホロコ」、とにかくサクッと安く体験したいなら「ボケリア市場のパエリアバー」。回り方は “市場でサクッと → 本格店でじっくり” の順がベストです。営業時間や値段は変わりやすいので、行く前に公式で最新を確認してください。

まずは3店の違いをざっくり表で押さえましょう。

得意なパエリア 価格帯の目安 エリア こんな人に
1881 per Sagardi イカスミ/シーフード やや高め(1人€25前後〜) バルセロネータ 景色も含めて満足したい
エルカングレホロコ ミックス/フィデワ 1人€22〜25前後 ポルトオリンピック 王道の有名店で外したくない
ボケリア市場のパエリアバー 手軽なシーフード系 安め(軽く1皿から) ランブラス通り 待たずにサクッと体験したい

※価格は2026年時点のメニューや口コミからの目安です。改定されることがあるので、正確な金額は各店の公式・予約サイトで確認してください。

イカスミパエリアなら「1881 per Sagardi」

バルセロナでイカスミパエリアというと、まず名前が挙がるのが老舗のチリンギート・エスクリバ(Xiringuito Escribà)です。僕も昔は行くたびに寄っていて、正直「イカスミの最高峰はここ」だと思っていました。

ところが、それを超える一皿に出会ってしまいました。それが 1881 per Sagardi(ミル・オチョシエントス・オチェンタ・イ・ウノ・ペル・サガルディ) のイカスミパエリアです。

バルセロナの真っ黒なイカスミパエリアのイメージ
※画像はイメージです

ここはもともと熟成ステーキが看板の店で、肉ももちろん最高です。でも、僕がそれ以上に感動したのがイカスミパエリアでした。塩加減、アリオリの甘辛さ、イカのプリプリ感、そのすべてがちょうどいい。ステーキが控えているのに、パエリアだけでおかわりしたくなったほどです。専門店じゃないのにこの完成度か、と二重で驚きました。

場所は港沿いのバルセロネータ地区。カタルーニャ歴史博物館が入った、赤レンガ倉庫のような建物(Palau de Mar)の上にあります。屋上には港を見渡せるテラス席もあって、味だけでなく景色まで満足度が高いのが強みです。

1881 per Sagardi のメモ(2026年時点)
住所: Plaça de Pau Vila 3(カタルーニャ歴史博物館の建物上)/最寄り: 地下鉄L4「Barceloneta」駅すぐ/営業: 毎日10:00〜24:00(予約サイト情報)/米料理は注文ごとに炊くので少し時間がかかります。屋上テラスは通年オープン。営業時間・価格は変わることがあるので、予約時に公式で確認を。

ちなみに「じゃあ本家のイカスミはもう食べなくていいの?」というとそんなことはなくて、チリンギート・エスクリバはいまや日本の渋谷と大阪にも出店しています。バルセロナに行く前の予習として、日本で一度食べておくのもアリです。エスクリバのパエリア体験はこちらの記事にも書いています。

ミックス・フィデワなら「エルカングレホロコ」

イカスミの王座はサガルディに譲るとして、ミックスパエリアやフィデワ(フィデウア=パスタで作るパエリア) なら、やっぱり有名店の エルカングレホロコ(El Cangrejo Loco) が鉄板です。

ミックスパエリアとフィデワが並ぶバルセロナのシーフード店のイメージ
※画像はイメージです

場所はヨットハーバーのポルトオリンピック。海を眺めながら食べられるテラスが気持ちいい店です。米はエブロ・デルタ産のボンバ米を使っていて、シーフードの旨みをしっかり吸わせた王道の味。特にフィデワは、パスタならではの香ばしさが出ていて僕はかなり好きでした。

注文前の注意
バルセロナのパエリア・フィデワは基本2人前からの店が多いです。ここも同じで、パエリアとフィデワを両方頼むと合計4人前を平らげる計算になるので、人数と胃袋と相談を。2026年時点のメニューではフィデワ約€22.50/人、シーフードパエリア約€24.50/人。価格は改定されることがあるので公式で最新を確認してください。

「有名店って観光客向けで割高なだけでは?」と思うかもしれませんが、ここは味がちゃんとついてくる有名店です。ガイドブック掲載の安心感で選びたい人には特に向いています。エルカングレホロコで最終日にパエリアを締めた話はこの記事にまとめています。

サクッと手軽なら「ボケリア市場のパエリアバー」

本格店のパエリアは、ちゃんとした店ほど注文を受けてから米を炊きます。サガルディもエルカングレホロコも、混み具合によっては20〜30分待つこともあります。

「とりあえずサクッとパエリアを体験したい」。そんなときは、ランブラス通りの ボケリア市場(Mercat de la Boqueria) の中にあるパエリアバーが便利です。

活気あるバルセロナのボケリア市場のパエリアバーのイメージ
※画像はイメージです

市場内には大量に作り置きしているスタンドがいくつもあって、頼めばその場で山盛りにしてくれます。炊きたてアツアツとまではいきませんが、野菜たっぷりで、待ち時間ほぼゼロ。「本格店に入る前に、まず1回パエリアを味わっておく」用途にはこれで十分です。

ボケリア市場のメモ(2026年時点)
場所: ランブラス通り沿い/混雑回避は早朝か夕方がおすすめ。市場は数年がかりの改修工事(新しい屋根・通路の拡張)が進行中ですが、工事中も営業は続く見込みです。市場グルメの歩き方はボケリア市場グルメの記事にまとめています。

失敗しないパエリアの回り方

3店をどう組み合わせるか。僕のおすすめの順番はこれです。

おすすめの回り方

まずボケリア市場でサクッと1皿 → そのあとサガルディかエルカングレホロコで本格パエリア。この順だと、後半の本格店の感動がマシマシになります。逆にすると市場のほうが物足りなく感じてしまうので、順番は大事です。

まわるときのチェックリストも置いておきます。

  • 本格店は予約推奨(特にディナーや週末は満席になりやすい)
  • パエリア・フィデワは2人前からの店が多い。人数を意識して注文
  • 米を炊くのに20〜30分かかる前提で、余裕を持った時間に入る
  • 写真だけ豪華で味が微妙な「観光客向け」もあるので、レビューは事前にチェック
  • ラ・ランブラのど真ん中の呼び込み店は避けて、実績のある店を選ぶ

パエリアとフィデワって何が違うの?

意外と知られていないのが、パエリアとフィデワ(フィデウア)の違い です。

ざっくり言うと、パエリアは「米」、フィデワは「短いパスタ(フィデオ)」で作るのが基本。同じ専用鍋で、同じようにシーフードの旨みを吸わせて作りますが、フィデワのほうが香ばしくて、米より軽い食感です。「パエリアはもう食べ飽きた」という2皿目に、フィデワを選ぶと新鮮に楽しめます。

種類の選び方の目安はこんな感じです。

種類 特徴 こんな気分のときに
イカスミ(negra) 真っ黒。イカの旨みが濃厚 ザ・バルセロナな一皿を食べたい
シーフード(marisco) 魚介の王道。ハズレが少ない まず1皿目、間違いないやつを
ミックス(mixta) 肉と魚介の両取り 色々な旨みを一度に味わいたい
フィデワ(fideuà) パスタ版。香ばしく軽い 2皿目に変化がほしい

よくある質問(バルセロナのパエリア)

Q. パエリアの店は予約したほうがいい?
A. 本格店(サガルディ・エルカングレホロコ)は予約推奨です。特に夜や週末は混みます。市場のパエリアバーは予約不要で、ふらっと立ち寄れます。

Q. 1人でも食べられる?
A. 市場のパエリアバーなら1皿から気軽にいけます。一方、本格店のパエリア・フィデワは2人前からのことが多いので、1人旅なら市場系か、単品の米料理があるかを事前に確認すると安心です。

Q. バルセロナと本場バレンシアのパエリアは違う?
A. 発祥は内陸のバレンシアで、本来は鶏・うさぎ・豆の「バレンシア風」が正統。一方、港町バルセロナはシーフードやイカスミが主役です。旅行でパエリアを楽しむなら、バルセロナでは海の幸系を選ぶのがおすすめです。

Q. 日本でもバルセロナのパエリアは食べられる?
A. 老舗チリンギート・エスクリバが渋谷と大阪に出店しています。現地に行く前の予習にちょうどいいです。

まとめ

まとめ

バルセロナのパエリアは、「イカスミ=1881 per Sagardi」「ミックス・フィデワ=エルカングレホロコ」「サクッと手軽=ボケリア市場」の3択で考えると迷いません。回り方は “市場でサクッと → 本格店でじっくり” が鉄板。営業時間や価格は変わることがあるので、行く前に公式で最新を確認してから出かけてください。

バルセロナのグルメやレストランの探し方はバルセロナのおすすめレストランの記事にも書いています。滞在の拠点選びで迷ったら、海沿いに泊まるホテル・アーツ・バルセロナの記事もあわせてどうぞ。おいしいパエリアで、よいバルセロナ旅を。

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