タイ行きが決まったら、出発前にひとつだけ済ませておくことがあります。TDAC(タイ・デジタル・アライバルカード)の登録です。
僕は最近もタイに入っていますが、2026年のタイ入国でやるべきことは、驚くほどシンプルです。空港で紙の書類に記入する手間もなく、事前にスマホで登録さえ済ませておけば、あとは現地でQRコードを見せるだけで通れます。
この記事では、僕が実際にやった流れで、TDACの登録方法から入国審査の進み方、ビザの扱いまで、2026年のタイ入国で押さえるべきことをまとめます。
2026年のタイ入国でやることは、実質これだけ
①TDACをオンラインで事前登録する(無料)/②パスポートの残存期間が6か月以上あるか確認する/③観光60日以内ならビザは不要。準備としては、この3つを押さえておけば大丈夫です。
まず必須、TDAC(デジタル到着カード)とは
2026年のタイ入国で一番大事なのがこれです。
TDACは、タイに入国するすべての旅行者がオンラインで提出する到着カードです。タイ入国管理局が2025年5月1日から義務化していて、空路・陸路・海路を問わず、タイ国籍以外のすべての人が、到着前に登録しておく必要があります。
スマホかパソコンで、事前に済ませておく形です。登録しないまま空港に着くと、現地で慌てて入力することになるので、出発前に終わらせておくのが安心です。

登録のタイミングと中身は、こんな感じです。
TDAC登録の基本
・タイ到着の3日前(72時間前)から登録できる
・料金は無料
・必要なのは、パスポート情報/航空券情報(便名・出入国日)/タイでの滞在先の名前と住所(英語表記)/メールアドレス
・登録するとQRコード付きのバウチャーがメールに届く。入国審査でこれを見せる
・所要は5〜10分ほど
僕の感覚だと、ホテルの予約確認メールを開きながらやれば、英語の住所もそのまま写せるので迷いません。出発の数日前、荷造りのついでに済ませておくのがおすすめです。
ひとつだけ注意してほしいのが、偽サイトです。
TDACの偽サイトに注意
「代行手数料」と称してお金を取ったり、個人情報を抜いたりする偽サイトが出回っています。TDACは無料です。申請は必ず公式サイト https://tdac.immigration.go.th から。検索結果の広告枠に偽物が混ざることがあるので、URLを直接確認してから入力してください。画面は日本語表示にできますが、入力欄は英語(大文字)で打ちます。
着いてからの入国審査は、こう進む
事前登録さえ済んでいれば、現地でやることは少ないです。流れを知っておくと、当日もたつきません。
飛行機を降りたら、入国審査(イミグレーション)に進みます。順番が来たら、パスポートと一緒に、登録したTDACのQRコードを見せます。スマホの画面でも、印刷したものでも構いません。あとは顔写真の撮影と指紋のスキャンがあって、スタンプをもらえば完了です。

混雑する時間帯は審査の列が長くなることもあります。自分の番で慌てないように、TDACのQRコードはスクリーンショットを撮っておくと、電波が悪い場所でもすぐ出せて安心です。パスポートと一緒に、すぐ手に取れるところに入れておきましょう。
ビザは必要?観光なら今は60日まで不要
次にビザの話です。結論から言うと、観光で行くなら、今のところビザはいりません。
2024年7月15日から、日本を含む93の国・地域のパスポートは、観光目的なら1回の入国につき60日までビザなしで滞在できます。以前の30日から延ばされた形です。60日を超えたい場合も、現地の入国管理局で30日の延長を申請できます。
ただ、ここは今まさに動いている部分なので、正直に書いておきます。
ビザ免除の日数は変わるかもしれません
2026年5月、タイの内閣が「60日のビザ免除を30日に短縮する」案を承認しました。官報に掲載されてから施行される予定ですが、この記事を書いている2026年6月時点では、施行日はまだ決まっていません。つまり今は60日ですが、近いうちに30日になる可能性があります。長めの滞在を計画している人は、渡航前に在京タイ王国大使館やタイ国政府観光庁の公式情報で、必ず最新を確認してください。
短い旅行(1〜2週間)なら、30日になっても影響はありません。ロングステイやワーケーションで1か月を超えて滞在する予定の人だけ、この変更を気にしておけば大丈夫です。
パスポートと、その他に必要なもの
TDACとビザの次に確認したいのが、パスポートの残存期間です。
タイ入国には、入国日から数えて6か月以上の残存期間があるパスポートが必要です。期限が近いと入国を断られることがあるので、出発前に必ず開いて確認しておきましょう。更新には時間がかかるので、気づくのは早いほどいいです。
それ以外で持っておくと安心なものを、リストにしておきます。
持っておくと安心なもの
・復路またはタイ出国の航空券(入国審査で滞在予定を聞かれた時の証明になる)
・滞在先の予約確認(TDACに書いた住所と合わせておく)
・海外旅行保険(医療費が高いので入っておくと安心)
・ある程度の現地通貨かカード
海外旅行保険は入国の必須条件ではありませんが、旅先での体調不良やケガは普通にあります。医療費がそれなりにかかる国なので、僕は毎回入っています。
よくある疑問、僕なりに答えます
最後に、出発前に気になりやすいところをいくつか。
Q. TDACは家族の分もまとめて登録できる?
できます。グループ登録の機能があるので、同行者の分を一度に申請できます。ただし、それぞれのパスポート情報は正確に入れてください。
Q. 飛行機を乗り継ぐ時もTDACはいる?
タイに入国する(イミグレを通る)なら必要です。乗り継ぎだけで入国しない場合は事情が変わるので、不安なら航空会社に確認を。
Q. 陸路でラオスやマレーシアから入る時は?
陸路・海路でもTDACは必要です。空路だけのルールではありません。
Q. 登録はいつやるのがいい?
滞在先が確定してからがスムーズです。到着の72時間前から登録できるので、出発前夜までに済ませておけば十分。早めにやって、QRコードのメールを保存しておきましょう。
まとめ、出発前にこれだけ確認
2026年のタイ入国は、準備の少ない、行きやすい旅先です。
やることは、TDACの事前登録、パスポートの残存6か月以上の確認、観光なら60日(短縮の可能性あり)までビザ不要、この3点だけ。あとは現地でQRコードを見せれば通れます。
実際のフライトや現地の動き方は、別の記事にまとめてあります。エアアジアで関空からバンコクまで飛んだ搭乗記、着いてからの食べ歩きならチェンマイのグルメ記事、現地で仕事もするならバンコクでノマドした話が参考になると思います。
TDACだけ忘れずに登録して、楽しいタイ旅行にしてください。




