ラン島への行き方と過ごし方|パタヤから30バーツのフェリーで行く楽園
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パタヤまで来たのに、ビーチの水が思ったより濁っていてがっかりした。そんな経験はないでしょうか。

僕はタイに30回以上通っていて、パタヤにも何度も滞在していますが、正直に言うとパタヤ市内のビーチで泳ぎたいと思ったことはほとんどありません。それでもパタヤを「海の街」としておすすめできるのは、沖に浮かぶラン島(コーラーン)があるからです。

船でわずか20〜40分。それだけで海の色がエメラルドグリーンに変わり、白い砂浜が広がる別世界に着きます。この記事では、ラン島への行き方から船の時刻表、ビーチの選び方、島内の移動まで、2026年7月時点で確認した数字つきでまとめます。

ラン島、ざっくり結論

パタヤのバリハイ埠頭から公共フェリーなら片道30バーツ・約40分、急ぐならスピードボート片道150バーツ・15〜20分。初めてなら一番大きなターウェンビーチ行きに乗ればまず間違いありません。日帰りで十分楽しめますが、帰りの最終便の時刻だけは着いた時点で必ず確認を。

フェリーとスピードボート、僕はこう使い分けている

ラン島に渡る船は2種類あります。時刻表どおりに動く公共フェリーと、人数が集まり次第出発する乗り合いスピードボートです。

  公共フェリー スピードボート
料金 片道30バーツ 片道150バーツ/往復300バーツ
所要時間 約40分 15〜20分
出発 時刻表あり(1日数便) 人数が揃い次第(定刻なし)
向いている人 のんびり派・節約派 時間優先・日帰り駆け足派

僕は行きにフェリー、帰りにスピードボートという組み合わせをよく使います。行きは船旅気分でのんびり海を眺めて、帰りは疲れているのでさっと戻る。この形にすると片道180バーツで両方のいいとこ取りができます。

フェリーは屋根つきの大型船なので、波の日でも揺れは穏やかです。一方のスピードボートはかなり飛ばすので、波が高い日は水しぶきとジャンプがそれなりにあります。船が苦手な人や子ども連れなら、往復ともフェリーにしておくほうが安心です。

バリハイ埠頭からラン島へ向かう公共フェリーと青い海
※画像はイメージです

バリハイ埠頭からの時刻表と乗り方

船が出るのはパタヤ南端のバリハイ埠頭です。ウォーキングストリートの先にあり、パタヤ中心部からはソンテウかGrabで向かいます。桟橋は屋根が整備されていて、炎天下でも歩きやすくなりました。

フェリーの行き先は2つあります。島の北の玄関口ナーバーン埠頭行きと、メインビーチに直接着くターウェン埠頭行きです。ビーチ目当てなら迷わずターウェン行きに乗ってください。ナーバーンに着いた場合は、ビーチまでソンテウやバイクタクシーでの移動になります。

2026年7月時点で確認できた時刻表はこちらです。

方向 行き先/出発地 時刻
パタヤ発 ターウェン行き 8:00 / 9:00 / 11:00 / 13:00
ナーバーン行き 7:00 / 10:00 / 12:00 / 14:00 / 15:30 / 17:00 / 18:30
ラン島発 ターウェン発 13:00〜17:00の毎時0分
ナーバーン発 6:30 / 7:30 / 9:30 / 12:00 / 14:00 / 15:30 / 17:00 / 18:00

時刻表の注意
便は変更されることがあるので、最新の時刻は埠頭の掲示で必ず確認してください。特に帰りは、ターウェン発の最終が17:00、ナーバーン発の最終が18:00と早めです。夕方まで粘るなら、最終便より1本前を目安に動くと焦らずに済みます。

チケットは埠頭の窓口で当日買えます。予約は不要で、パスポートの提示も求められません。小銭で払えるように、100バーツ以下の紙幣を用意しておくとスムーズです。

ビーチはどこに行く?僕ならこう選ぶ

ラン島には大小6つほどのビーチがあります。全部を紹介する記事は多いのですが、実際に行くと1日で回れるのはせいぜい2つ。なので「どういう過ごし方をしたいか」で最初から絞るのが正解だと思っています。

初めてなら、一番大きなターウェンビーチにしましょう。全長700メートルほどの遠浅のビーチで、パラソルとビーチチェアがずらっと並び、食堂もマリンスポーツもシャワーも全部そろっています。フェリーで直接着けるのも大きくて、船を降りて5分後には海に入れます。

ラン島ターウェンビーチの白い砂浜と透明な遠浅の海、並んだパラソル
※画像はイメージです

にぎやかさより静けさが欲しい日は、島の北側のターヤイビーチか、西側の小さなトンランビーチへ。どちらも人が少なく、プライベートビーチに近い空気で過ごせます。僕は2回目以降の訪問ではだいたいこちら側に行きます。ターウェンの喧騒から15分移動しただけで、波の音しか聞こえない浜に変わるのがラン島の面白いところです。

シュノーケリングがしたいならヌアンビーチが向いています。岩場が近く、魚影が濃いめです。パラセーリングやバナナボートなどのアクティビティで遊び倒したい日は、2番目に大きいサマエビーチという選び方もあります。

ビーチ選びの目安
初めて=ターウェン/静かに過ごす=ターヤイ・トンラン/シュノーケル=ヌアン/アクティビティ=サマエ。各ビーチのシャワー・トイレは50バーツ、ビーチチェアは食事の注文とセットで使えることが多いです。

島内の移動はソンテウとレンタルバイク

ビーチ間の移動は乗り合いのソンテウが基本です。埠頭や各ビーチの入口に待機していて、1区間40〜50バーツが目安。山を越える道もあるので、徒歩での移動はあまり現実的ではありません。

自由に回りたい人にはレンタルバイクがあります。ナーバーン埠頭やターウェン周辺で借りられて、1日300バーツほど。免許証かパスポートを担保として預ける方式です。島の道は坂とカーブが多く、砂が浮いている場所もあるので、タイでバイクに乗り慣れていない人にはおすすめしません。

僕自身はソンテウ派です。バイクは確かに自由ですが、ビーチでビールを1本飲んだら終わりなので、飲む予定がある日は最初からソンテウと決めています。

日帰りモデルプラン(パタヤ発・バンコク発)

パタヤ滞在中なら、ラン島は半日〜1日で気軽に行けます。9時か11時のターウェン行きフェリーで渡って、ビーチで泳いで食堂でシーフードを食べて、15時か16時の便で戻る。これで夕方にはパタヤのホテルでシャワーを浴びられます。

バンコクからの日帰りも可能です。朝一番のバスでパタヤに向かい、11時ターウェン行きに乗るイメージで、現地に4時間ほど滞在できます。ただし往復の移動が計6時間前後になるので、体力的にはそれなりにハードです。バンコクからパタヤまでの行き方はパタヤ観光の記事にまとめています。

ラン島のビーチ沿い食堂で食べるエビとシーフード料理、海を望むテーブル
※画像はイメージです

個人的なおすすめは、パタヤに1泊以上して午前中からラン島に渡る形です。宿をどのエリアに取るかはパタヤのホテル記事で書いたとおりで、バリハイ埠頭に近い中心部南側だと船へのアクセスが楽になります。島から戻った夜はパタヤのグルメ記事で紹介したシーフードの店に行く、というのが僕の定番コースです。

行く前に知っておくと安心なこと

日帰りでも本当に楽しめるの?と聞かれたら、答えははっきりイエスです。船で20〜40分という近さなので、半日でも「離島に来た」という満足感は十分あります。逆に、島に泊まるほどの施設やナイトライフはないので、宿泊はパタヤ側に置くのが動きやすいです。

天気と時期も気になるところだと思います。ベストは乾季の11〜2月で、海の透明度も安定します。雨季(6〜10月)でも一日中降り続くことは少ないものの、波が高いとスピードボートはかなり揺れます。タイの季節ごとの違いはベストシーズンの記事に詳しく書いているので、時期選びの参考にしてください。

お金まわりでは、島内は現金払いが基本という点だけ覚えておいてください。食堂もソンテウもシャワーも現金です。ATMはありますが数が少ないので、パタヤ側で1人1,000〜2,000バーツほど用意しておくと安心です。ラン島を含めたタイ旅行全体の費用感はタイ旅行の予算記事でまとめています。

パタヤの海に物足りなさを感じたら、30バーツ握ってバリハイ埠頭へ。あの船に乗るだけで、パタヤ旅行の満足度は本当に一段変わります。

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