パタヤ観光モデルコース|ラン島・真実の聖域・水上マーケットの回り方
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パタヤって「バンコクから近い海の街」くらいのイメージで、何を見ればいいのか意外とピンとこないですよね。

僕もタイには30回以上通っていますが、最初のころは「日帰りでビーチに行くだけの場所」だと思っていました。ところが腰を据えて回ってみると、船で渡る離島、木造の巨大寺院、象に会える熱帯庭園まで、家族連れでも一日じゃ足りないくらい見どころが詰まっていました。

この記事では、パタヤの観光スポットを「ラン島」「文化と自然のスポット」「市内のビーチと水上マーケット」の3本柱で整理して、何時間・何日あれば回れるかをモデルコース込みで紹介します。フェリー代や入場料、営業時間といった現地の数字も、2026年7月時点で確認できたものをできるだけ具体的に書いておきます。

パタヤ観光、ざっくり結論

見どころは大きく①ラン島(コーラーン)でのビーチ②真実の聖域やノンヌット庭園といった文化・自然スポット③市内のビーチと水上マーケットに分かれます。市内スポットだけなら半日〜1日、ラン島を足すなら1泊2日みておくと、駆け足になりません。バンコクからの日帰りも可能ですが、往復4時間ぶんの移動を考えると、僕は一泊してのんびり回るのをおすすめします。

パタヤ観光は何日あればいい?

観光メインなら「最低1日、ラン島まで入れるなら1泊2日」が目安です。

真実の聖域やノンヌット庭園、水上マーケットといった市内・近郊のスポットは、Grabやタクシーを使えば1日でまとめて回れます。これが1日目のイメージです。そこにラン島でのビーチをちゃんと足すと、島までの往復と海で過ごす時間で丸半日〜1日かかるので、もう1日みておくと安心です。

バンコクから足を延ばす人も多いですが、片道2時間ほどかかるので、日帰りだと現地滞在が短くなりがちです。時間に余裕があれば一泊して、「島の日」と「市内観光の日」を分けると満足度がぐっと上がります。

日数別のざっくり目安
半日=真実の聖域+市内ビーチでさっと観光/1日=市内・近郊スポットをまとめて/1泊2日=ラン島でのビーチも足してのんびり両立。

ラン島(コーラーン)は30バーツのフェリーで行ける楽園

パタヤ観光でいちばんおすすめしたいのが、沖に浮かぶラン島(コーラーン)です。パタヤのビーチは正直にいうと水がそこまで澄んでいないのですが、船で20〜40分のラン島まで出ると、海の色が一段も二段も変わります。

行き方はパタヤ南のバリハイ埠頭から出る船が基本です。公共フェリーは片道30バーツ・所要40分ほどで、ナーバーン埠頭行きが朝7時ごろから夕方18時半ごろまで、タワエン埠頭行きが朝8時から夕方17時ごろまで、おおむね1時間おきに出ています。急ぐなら乗り合いのスピードボートもあって、こちらは片道150バーツ・15〜20分ほどで着きます。

ラン島タワエンビーチの透き通った青い海と白い砂浜、沖に停まるスピードボート
※画像はイメージです

島にはビーチが6つほどあって、いちばん大きくにぎやかなのがフェリーも着くタワエンビーチです。パラソルやビーチチェアが並び、食堂やマリンスポーツもそろっているので、初めてなら迷わずここでいいと思います。人混みを避けたいなら、タイエン浜やヌアル浜など静かな浜へ足を延ばすのもありです。島内はバイタク(バイクタクシー)やソンテウで移動できます。

ラン島で気をつけること
公共フェリーは本数が限られるので、帰りの最終便の時刻を着いた時点で確認しておくと安心です。島の食堂やレンタルは現金払いが基本なので、小額紙幣を多めに。日差しがかなり強いので、日焼け止めとラッシュガードがあると一日ラクに過ごせます。

真実の聖域は「木でできた」巨大寺院

海とはまったく違う顔を見たいなら、パタヤ観光の象徴ともいえる真実の聖域(サンクチュアリ・オブ・トゥルース)が外せません。

これは釘を一本も使わず、全体を木彫りで造り上げている巨大な建築物です。海辺にそびえる高さ100メートル超の姿は圧巻で、内も外も細かな彫刻でびっしり埋め尽くされています。じつは今も少しずつ造り続けている「未完の建築」で、そのスケール感からアジアのサグラダ・ファミリアと呼ばれることもあります。

パタヤの海辺にそびえる木造建築、真実の聖域の全景と精緻な彫刻
※画像はイメージです

入場料は日中が外国人500バーツ、夕方のサンセットツアーが700バーツ(身長110センチ未満の子どもは250/350バーツ)。開いているのは毎日8時から18時ごろまでです。パタヤ中心部からGrabやタクシーで15〜20分ほど、片道150〜250バーツが目安になります。見学の所要は1〜2時間くらいみておけば十分です。

寺院というより「巨大な芸術作品を見に行く」感覚に近くて、僕はここの木の匂いと彫刻の密度に圧倒されました。建設中の区域を歩くときはヘルメットを貸してくれるので、指示に従えば安全に見学できます。肩や膝を隠す服装で行くと入口でスムーズです。

ノンヌット・トロピカルガーデンで象と熱帯の花に会う

家族連れや、花と動物が好きな人にぴったりなのがノンヌット・トロピカルガーデンです。パタヤ中心部から車で30分ほど、サタヒップ寄りにある広大な熱帯植物園です。

きれいに刈り込まれたフランス式庭園やサボテン園、ランの温室に加えて、園内では象のショーやタイ舞踊の文化ショーが1日に何回か行われます。子どもと一緒でも飽きずに半日過ごせるのが強みで、恐竜の模型がずらりと並ぶエリアなど、写真映えするスポットも多いです。

ノンヌット庭園メモ
入場料は村(Village)券で約490バーツ、身長90センチ未満の子どもは無料。開園は毎日8時〜18時ごろ。園内はとても広いので、乗り合いのトラムやカートを使うと効率よく回れます。ショーの時間は入口で確認しておくと動きやすいです。

市内のビーチと、パタヤ水上マーケット

「船に乗るほどの時間はない」という日でも、市内で楽しめるスポットがあります。

ひとつはパタヤ・ビーチとジョムティエン・ビーチ。パタヤ・ビーチは街のすぐ前で買い物や食事とセットで過ごしやすく、少し南のジョムティエン・ビーチは通りが広くのんびりした空気です。泳ぐというより、椰子の木の下で海を眺めながらのんびりする使い方が合っています。

もうひとつが四方水上市場(パタヤ・フローティングマーケット)。タイ各地方の様式を集めた水上の市場で、木造の渡り廊下沿いに土産物やタイ料理の屋台が並びます。外国人の入場料は200バーツ、ボート遊覧や民族衣装の着用がついたセットプランは800バーツほどです。

パタヤ四方水上市場の木造渡り廊下と運河沿いに並ぶ屋台、小舟の売り子
※画像はイメージです

水上マーケットは半日もあれば十分回れます。食べ歩きと買い物を一度に楽しめるので、島や庭園と組み合わせて「午前にスポット、午後に市場」という流れにすると一日をきれいに使えます。物価の感覚をつかんでおきたい人は、タイ旅行の予算まとめに食事や交通の相場を整理してあるので、あわせて読むと予算が立てやすいです。

バンコクからパタヤへの行き方

パタヤはバンコクから日帰りでも行ける距離で、いちばん使いやすいのがバスです。

バンコク東部のエカマイ・バスターミナルからパタヤ行きのバスが出ていて、料金は片道150バーツ前後、朝6時から夜22時までおおむね1時間おきに運行しています。所要はだいたい2時間で、パタヤ北バスターミナルに着きます。エカマイまではBTS(高架鉄道)でそのまま行けるので、バンコク市内からのアクセスも分かりやすいです。

行き方の選択肢メモ
最安・定番はエカマイ発のバス(片道150バーツ前後)。荷物が多い・人数がいるならタクシーやGrabのチャーターが往復で楽です。ロットゥー(ミニバン)も走っていますが、乗り場や発車のタイミングは当日次第なので、時間を読みたいならバス予約が安心。市内の細かい移動はバンコクの交通ガイドも参考にしてください。

現地に着いてからの移動は、ソンテウ(乗り合いトラック)とGrabが中心です。ソンテウはパタヤ・ビーチ通り沿いを流していて、近距離なら1人10バーツ前後で乗れます。スポット巡りはGrabかチャーター車のほうが時間を読めるので、僕は庭園や真実の聖域へ行く日は配車アプリを使うことが多いです。

主要スポットを一枚にまとめておく

ここまでのスポットを、所要時間・料金・行き方の目安で並べておきます。旅程を組むときの早見表にしてください。

スポット 所要 料金の目安 行き方
ラン島(コーラーン) 半日〜1日 フェリー片道฿30 バリハイ埠頭から船
真実の聖域 1〜2時間 ฿500(日中)/฿700(夕) 中心部からGrab15〜20分
ノンヌット庭園 半日 約฿490 中心部から車30分
四方水上市場 半日 ฿200(セット฿800) 中心部から車
市内ビーチ 1〜2時間 無料 ソンテウ・徒歩

料金や時間は時期やツアー会社で前後しますが、予算と日程を組むときの目安になります。市内ビーチはほぼ無料で、お金がかかるのはラン島の船代や各スポットの入場料、という構造を覚えておくと予算が立てやすいです。

パタヤ観光のモデルコース(半日/1日/1泊2日)

最後に、僕が実際に回って「これがやりやすかった」という組み方を、時間別に紹介します。

半日でさくっと(バンコクから日帰りの人向け)

午前にパタヤ着 → 真実の聖域を見学 → 昼はシーフードでランチ → 午後にパタヤ・ビーチで海を眺めてバンコクへ。移動の合間に象徴的なスポットを一つ押さえる、時間のない日の王道ルートです。

1泊2日でしっかり(僕のおすすめ)

1日目:真実の聖域 → ノンヌット庭園 → 夕方は水上マーケットで食べ歩き。2日目:朝イチのフェリーでラン島へ渡り、タワエンビーチで海を満喫して午後便で戻る。「陸の観光」と「島のビーチ」を1日ずつに分けると、どちらも駆け足になりません。

パタヤは「バンコクのついで」だと思われがちですが、船で渡る離島から木造の巨大寺院、象に会える庭園まで、観光の引き出しがとても多い街です。海で泳ぐ日とスポットを巡る日を分けて組むだけで、満足度がぐっと上がります。

旅の時期に迷っているならタイのベストシーズンを、バンコクと組み合わせるならバンコクの観光スポットもあわせて読むと、全体の旅程が組みやすいはずです。次のタイ旅行で、ぜひ一日はパタヤに充てて、この街のもう一つの顔を見てみてください。

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