タイ旅行の予算はいくら?1日の費用と3泊4日の総額を2026年の物価で計算
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タイ旅行を計画するとき、いちばん最初に気になるのが「結局いくらあれば足りるの?」ですよね。

僕はこれまで30回以上タイに通っていますが、正直に言うと、この数年でタイの物価はけっこう変わりました。「タイは何でも日本の3分の1」という感覚のまま行くと、バンコクのカフェやモール飯の値段にちょっと驚くと思います。

この記事では、2026年7月時点の物価と為替で、タイ旅行の1日の予算と、日数別の総額をリアルな数字で計算します。節約すればどこまで下がるか、逆にどこでお金が飛ぶかも、実際に使ってきた体感込みで書きます。

先に予算の答え

現地で使うお金は1日あたり5,000〜10,000円が標準ライン。屋台とローカル食堂に振り切れば3,000円台まで落とせますが、観光地の入場料や夜のレストランを足すと1万円を超えます。航空券・ホテル込みの総額は、3泊4日でだいたい10万〜18万円が今の相場です。

まず押さえたいのが「今のバーツは高い」という事実

予算を計算する前に、為替だけは頭に入れておいてほしいです。

2026年7月時点で、1バーツはおよそ4.8円。数年前は3円ちょっとだったので、同じ100バーツの料理でも、円で払う感覚は1.5倍近くに上がっています。タイの物価そのものも、バンコク都市部では毎年じわじわ上がっています。

だから「昔行ったときは安かった」という記憶は、いったんアップデートした方がいいです。屋台や地方はまだ十分に安いんですが、都市部のチェーン店や輸入品は、日本と同じか、たまに日本より高いこともあります。

この記事の換算レート
1バーツ ≒ 約4.8円(2026年7月時点)で計算しています。為替は毎日動くので、実際の旅行前に最新レートで確認してください。

1日の予算は「節約・標準・ちょっと贅沢」の3層で考える

タイの1日の使い方は、どこで食べてどう移動するかで大きく変わります。ざっくり3つのスタイルに分けると、自分の予算感がつかみやすいです。

スタイル 食事 移動 観光・その他 1日の目安
節約 屋台・食堂中心 BTS・MRT・徒歩 寺や公園など無料〜安め 約1,500〜3,500円
標準 食堂+モール飯+1回いいレストラン BTS+Grab少々 王宮など有料観光1〜2つ 約5,000〜10,000円
ちょっと贅沢 レストラン中心+カフェ Grab・タクシー多め スパ・マッサージ・ツアー 約12,000〜20,000円

この表のホテル代は含めていません。あくまで現地で1日に動いて使うお金です。

僕自身のいつもの過ごし方は「標準」がベースで、昼はローカル食堂、夜はちゃんとしたタイ料理店、という感じ。これで1日6,000〜8,000円くらいに収まることが多いです。

バンコクの屋台で焼かれるタイ料理と行き交う人々
※画像はイメージです

食事は「どこで食べるか」で3倍変わる

タイの食費は、店のグレードでびっくりするほど差が出ます。同じガパオライスでも、屋台とモールのレストランで3倍近く違うのは普通です。

屋台やローカル食堂のタイ料理は1食50〜100バーツ(約240〜480円)。ショッピングモールのフードコートで80〜150バーツ(約380〜720円)。観光地のちゃんとしたレストランになると、1品300バーツ(約1,440円)を超えてきます。

だから「安く上げたい日は屋台、しっかり食べたい日はレストラン」とメリハリをつけるのが、タイでいちばん賢い食べ方だと思っています。

食べる場所 1食の目安(バーツ) 円換算の目安
屋台・ローカル食堂 50〜100バーツ 約240〜480円
モールのフードコート 80〜150バーツ 約380〜720円
観光地・雰囲気のいい店 300〜600バーツ/品 約1,440〜2,880円
カフェのドリンク1杯 90〜180バーツ 約430〜860円

ちなみにバンコクのおしゃれカフェは、東京とほとんど変わらない値段になってきました。カフェ巡りを楽しみたい人は、その分を予算に足しておくと安心です。行きたいお店を探すなら、バンコクのカフェをまとめた記事も参考にしてみてください。

交通費はタイのいちばん安い部分

食事とは逆に、交通費はタイの物価の安さが残っている分野です。

バンコクのBTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)は、初乗り16バーツ(約77円)から。渋滞を避けて主要スポットを回れるので、日中の移動はこの2つが主役になります。

メータータクシーは初乗り35バーツ(約170円)と激安です。ただ渋滞と「メーターを使わない交渉」に当たることがあるので、僕は配車アプリのGrabをよく使います。事前に料金が出るので、ぼられる心配がなくて気楽です。

1日の移動費の目安
BTS・MRT中心なら1日100〜200バーツ(約480〜960円)。Grabやタクシーを数回挟んでも、1日500バーツ(約2,400円)あればだいたい足ります。

空港からの移動やGrabの使い方は、バンコクの交通手段をまとめた記事で詳しく書いているので、あわせて読むと移動費の見積もりが立てやすいです。

観光の入場料は意外とかかる

見落としがちなのが観光スポットの入場料です。タイの寺院や王宮は、外国人料金がしっかり設定されています。

代表的なのがバンコクの王宮(ワット・プラケオ)で、外国人の入場料は500バーツ(約2,400円)。開場は8時30分から16時30分で、チケット販売は15時30分まで。短パンやノースリーブだと入れないドレスコードがあるので、服装にも注意です。

寺院や有料スポットを1日に2〜3か所回ると、入場料だけで1,000バーツ(約4,800円)近くいくこともあります。予算を組むときは、行きたい場所の入場料を先に調べて足しておくのがおすすめです。

バンコクの王宮ワット・プラケオの黄金の仏塔と青空
※画像はイメージです

ホテル代はピンキリ、でも選択肢は広い

宿泊費は、どこに泊まるかで本当に幅があります。ここは総額を大きく左右する部分です。

ゲストハウスやホステルなら1泊500〜900バーツ(約2,400〜4,300円)。清潔で使いやすい3〜4つ星ホテルが1,500〜3,500バーツ(約7,200〜16,800円)。プールやスパ付きの高級ホテルでも、日本の同ランクよりは手が届きやすい価格帯です。

雨季はホテルが狙い目
6〜10月の雨季は、同じホテルが乾季より30〜50%安くなることがよくあります。雨は1日1〜2時間のスコール中心なので、宿代を抑えたい人は雨季も十分アリです。

時期による値段の動きはタイのベストシーズンをまとめた記事で詳しく書いています。予算重視なら、あえて雨季を選ぶのも手です。

日数別のモデル総額を出してみる

ここまでの相場をもとに、航空券とホテルを込みにした総額の目安を出してみます。航空券は時期で大きく動くので、幅を持たせています。

日数 スタイル 総額の目安(1名)
2泊3日 標準(3〜4つ星ホテル) 約9万〜15万円
3泊4日 標準(3〜4つ星ホテル) 約10万〜18万円
1週間 標準〜ややゆったり 約15万〜25万円

この総額のうち、いちばん比重が大きいのは実は航空券です。LCCの安い時期を狙えるかどうかで、同じ日程でも数万円は変わります。逆に現地で使うお金は、屋台とBTSを使えばかなりコントロールできます。

バンコクのショッピングモールのフードコートで食事を選ぶ様子
※画像はイメージです

現地費を下げる、僕がいつもやっていること

同じ日程でも、ちょっとした選び方で現地費はけっこう変わります。僕が自然にやっているのは、こんなことです。

昼はローカル食堂かフードコートで済ませて、夜だけちゃんとした店に行く。移動はまずBTS・MRTを見て、無理なときだけGrab。飲み物はコンビニ(セブンイレブンが街中にある)で水を10バーツ前後で買う。この3つだけで、1日の出費はかなり落ち着きます。

両替も地味に効きます。空港の到着ロビーやホテルのレートは悪いので、街中の両替所(SuperRichなど)を使うと同じ1万円でも手にするバーツが増えます。詳しくはバンコクの両替をまとめた記事に書きました。

通信も、現地でSIMやeSIMを入れておくとGrabや地図がストレスなく使えて、結果的に無駄なタクシー代を防げます。こちらはタイのSIM・eSIMの記事にまとめています。

予算を組むときに気になる、こまかい疑問

タイの予算で「これ、どうなの?」と迷いやすいところを、実際の感覚で答えておきます。

タイに入国料(観光税)って要るの?と気にする人が増えていますが、2026年7月時点ではまだ導入されていません。300バーツの入国料は2024年から議論されていて、何度か延期され、金額を引き上げる案も出ています。導入時期も金額も流動的なので、渡航前に最新情報を確認しておくと安心です。

入国料(観光税)は2026年7月時点で未導入
300バーツ(land・seaは150バーツ案)の徴収は繰り返し延期されていて、2026年に入っても実施されていません。開始が発表されたら予算に足す、くらいの構えでOKです。

チップはどうするか。タイは基本チップ社会ではないので、屋台や食堂では不要です。高級レストランやスパで、サービス料が付いていないときに20〜100バーツ置く程度で十分です。ここは予算にそこまで影響しません。

現金とカードの比率も聞かれます。モールやレストランはカードが使えますが、屋台・食堂・市場・タクシーは現金が主役です。1日2,000〜3,000バーツくらいは現金を持っておくと安心して動けます。お土産で市場に行く予定があるなら、その分も現金で。買い物の相場はバンコクのお土産記事を見てみてください。

結局、いくら持っていけばいい?

まとめると、現地で使うお金は1日5,000〜10,000円を基準に、屋台中心なら下、レストランや観光を盛るなら上、と考えるのが今のタイのリアルです。

航空券とホテルを込みにした3泊4日の総額は、だいたい10万〜18万円。ここから節約するなら、航空券の時期と屋台の使い方でコントロールするのがいちばん効きます。

円安でかつてほど「爆安」ではなくなったタイですが、それでも食事・移動・宿の選択肢の幅は、旅行先としてかなり優秀だと思います。自分のスタイルに合わせて予算を組んで、無理なく楽しんでもらえたらうれしいです。

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