バンコクでおしゃれなカフェに行きたい。でも数が多すぎて、どこを選べばいいか迷いますよね。
僕はバンコクを歩くたびにカフェに寄っていて、本格的なコーヒーを出す店から、思わず写真を撮りたくなる映え系まで、いろいろ回ってきました。その経験から先に言ってしまうと、バンコクのカフェはエリアで選ぶのが一番の近道です。
この記事では、僕が実際に良かったと思う店を、エリアごとに営業時間と値段の目安込みで紹介します。値段は2026年時点の目安なので、為替やお店の都合で動きます。最新は各店で確認してください。
バンコクのカフェはエリアで性格が違う
コーヒーの味で選ぶならアリ(Ari)、写真映えと雰囲気で選ぶならトンロー・エカマイ。緑に癒されたいならオーガニック系、とにかく手軽に済ませたいなら定番チェーン。この4つの軸で考えると、自分に合う一杯にたどり着きやすいです。
コーヒーで選ぶならアリ(Ari)に行く
味で選びたいなら、僕はまずアリをすすめます。
アリはバンコクの中心から少し北に外れた住宅エリアで、近年スペシャルティコーヒーの名店が集まる場所として知られるようになりました。観光地のど真ん中ではないぶん、静かで落ち着いて飲めるのがいいところです。
その代表格がルーツ(Roots Coffee)。タイ産のスペシャルティコーヒーを早くから手がけてきた、いわばこの国のコーヒーシーンの先駆けです。アリ店はBTSアリ駅から徒歩8分ほどの静かな路地にあって、緑に囲まれた屋外席もあります。営業は平日10時から18時ごろ、週末は朝8時からで、火曜と水曜が休み。曜日を間違えると閉まっているので、そこだけ注意です。

もう一軒、同じアリで僕がよく行くのがナナ・コーヒー・ロースターズ(Nana Coffee Roasters)のアリ店。こちらは緑の多いガーデン席が自慢で、ガラスと木と植物を組み合わせた建物がそのまま絵になります。コーヒーはもちろん、ブランチ系のメニューも評判です。営業は月〜金が朝7時から、土日は8時から、どちらも18時まで。朝早くから開いているので、午前のうちに一杯飲んでから動き出すのにちょうどいいです。
アリのカフェのメモ
ルーツ・アリ店は火・水休(行く前に曜日を確認)。ナナは朝7時オープンと早め。どちらもBTSアリ駅から歩ける距離で、観光の中心から少し離れるぶん混みすぎず、コーヒーをじっくり味わえます。
写真映えで選ぶならトンロー・エカマイ
「とにかく映えるカフェに行きたい」という日は、トンローとエカマイのエリアが強いです。
このあたりはおしゃれな店が密集していて、内装に思いきりこだわった店が多い。友達や家族との旅行で「写真をたくさん撮りたい」というときに向いています。
まず外せないのが、トンローのブルーミング・ギャラリー(The Blooming Gallery)。エイト・トンローというモール内にあって、店内は植物と花で埋め尽くされた温室のような空間です。ガラス越しの光と緑が美しくて、どこを切り取っても画になります。名物は「A Path in the Forest」という抹茶のチーズケーキ。営業は日〜木が10時から22時、金土は深夜0時まで開いているので、夜のカフェタイムにも使えます。

もう一つ、エカマイのフェザーストーン(Featherstone Bistro Cafe)も独特で面白いです。アンティークと薬局をテーマにした店内に、ライフスタイル雑貨のショップが併設されていて、世界観が作り込まれています。名物は「スパークリング・アポセカリー」という、薬瓶に入った炭酸ドリンク。色がきれいで、これを頼むと写真映えはほぼ確定です。営業は10時半から21時ごろまで。エカマイ・ソイ12にあります。
この2軒、雰囲気はかなり違うので、好みで選んでみてください。性格を表にするとこんな感じです。
| 店名 | エリア | 雰囲気 | 営業時間の目安 |
|---|---|---|---|
| ブルーミング・ギャラリー | トンロー | 植物だらけの温室・森系 | 日〜木10-22/金土10-24 |
| フェザーストーン | エカマイ | 薬局・アンティークの世界観 | 10:30-21:00ごろ |
※営業時間は2026年時点の目安です。変わることがあるので、訪問前に各店の最新情報を確認してください。
緑に癒されたいなら、オーガニックカフェへ
都会の喧騒から離れて、ゆっくり一息つきたい日もあります。そういうときに僕が行くのが、オーガニック系のカフェです。
トンロー(スクンビット49)にあるパトム・オーガニック・リビング(Patom Organic Living)は、ガラスと再生木で建てられたグラスハウスが、緑の庭にぽつんと建っています。タイ各地のオーガニック農産物を使ったドリンクや食事が楽しめて、店内では石けんやお茶などの製品も売っています。

街なかなのに庭の緑に囲まれていて、ここに座っているとバンコクの蒸し暑さと喧騒を少し忘れられます。営業は9時から19時まで。写真映えもしますが、それ以上に「静かに過ごせる」のが僕がここを気に入っている理由です。
旅の途中で仕事を片付けたい人は、Wi-Fiや電源のある作業向きのカフェの方が向いています。そのあたりはバンコクでノマドした時の話に、作業カフェとコワーキングの選び方をまとめてあるので、合わせて読んでみてください。
どこでも見かける定番、カフェアマゾン
おしゃれな店ばかり紹介してきましたが、街を歩いていて一番よく見かけるのはカフェアマゾン(Cafe Amazon)です。
これはタイ最大のコーヒーチェーンで、もともとはPTT(タイ石油公社)系列。ガソリンスタンド併設の店から始まって、今ではタイ国内に3,000店以上あります。緑を基調にした店内は、どこも涼しくて居心地がいいです。
カフェアマゾンの値段感
エスプレッソが35バーツ、カプチーノが45バーツ、大きいサイズでも60バーツ前後。おしゃれカフェの半額以下で飲めるので、移動の合間にサッと立ち寄るのに便利です。看板メニューの「アイスアマゾン」は、コンデンスミルクの甘いタイ式アイスコーヒー。
映えるカフェは1杯150〜250バーツくらいすることも多いので、毎回そこに行くと地味に効いてきます。「ここぞ」という店は映え系で、移動の合間はカフェアマゾンで、と使い分けると財布にやさしいです。
カフェ巡りの組み立て方
最後に、僕なりの回り方を少しだけ。
午前はアリでコーヒーを一杯、昼から夕方はトンロー・エカマイで映え系カフェとランチ、というふうにエリアをまとめて動くと、移動のロスが少なくて済みます。バンコクは渋滞がひどいので、同じエリア内で2〜3軒はしごするのが効率的です。
タイのグルメをもっと知りたいなら、バンコクのローカル飯の記事もどうぞ。タイへの行き方や搭乗記は、エアアジアでバンコクまで飛んだ話にまとめてあります。
おしゃれなカフェは、味も雰囲気も値段もバラバラ。だからこそ、その日の気分とエリアで選ぶのが正解です。まずはアリの一杯か、トンローの温室カフェから始めてみると、バンコクのカフェの奥行きがすぐに分かるはずです。





