バンコクで安くて美味いステーキはアルノス|熟成肉を高級店の半額で
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バンコクでステーキと言えば、スクンビットの高級店エルガウチョ(El Gaucho)が有名です。僕も何度か行きましたが、肉のクオリティは文句なし。ただ、1人8,000円くらいは普通にかかる、なかなかの高級路線です。

じゃあ、バンコクで「安くて美味いステーキ」はないのか。あります。それが今回紹介する「Arno’s Butcher & Eatery(アルノスブッチャーアンドイータリー)」です。

僕はタイに30回以上通っていて、バンコクのステーキはあちこち食べ歩いてきました。その中でも、コスパで抜けているのがこのアルノス本店。100日熟成のサーロインが、高級店の半額くらいで食べられます。

この記事の結論

バンコクで安くて美味い熟成ステーキを食べたいなら、アルノスのナラティワート ソイ20の本店へ。エルガウチョの約半額で、100日熟成の分厚いサーロインが味わえます。駅から歩けないのでタクシーが前提、混む日は事前予約が安心です。

エルガウチョと比べてどれくらい安いのか

先に、バンコクの高級ステーキの代表格エルガウチョと、アルノス本店をざっくり並べてみます。

タイプ 予算(1人) 熟成肉 立地
エルガウチョ 高級アルゼンチン 約6,000〜8,000円 あり(プライム/和牛) スクンビット中心・駅近
アルノス本店 精肉店兼ステーキ 約2,000〜4,000円台 45〜100日熟成 チョンノンシー郊外

エルガウチョはお店の雰囲気もサービスも一流で、記念日にはぴったりです。ただ、肉そのものの満足度で言えば、アルノスは半額でほぼ同じ、熟成肉に関してはむしろ勝っていると感じるくらい。

僕の中では「雰囲気とサービスに払うならエルガウチョ、肉に全振りするならアルノス」という住み分けです。

バンコクのステーキハウス アルノスの店内で提供される熟成サーロインステーキ
※画像はイメージです

アルノス本店への行き方

まず場所ですが、アルノス本店はナラティワート通りのソイ20にあります。最寄りはBTS「チョンノンシー」なんですが、駅から歩ける距離ではありません。

アルノス本店の場所
2090/2 Soi Naradhiwat 20, Chong Nonsi, Yan Nawa, Bangkok 10120 / TEL +66 2 678 8340

なので、移動はタクシーかGrabが前提になります。タクシーに乗るなら、運転手さんに「ナラティワート ソイ20 アルノスブッチャーアンドイータリー」と伝えれば通じます。

ひとつ注意点。スクンビット、特にアソークあたりから直接乗ると、時間帯によってはとんでもない渋滞にハマります。僕がいつもやるのは、BTSでチョンノンシーまで来て、そこからタクシーを拾うやり方。これだけで移動がかなり楽になります。

バンコク市内の電車とタクシーの使い分けはバンコクの移動手段まとめで詳しく書いているので、初めての人はあわせて読んでみてください。

予約は必須じゃない、でもした方が確実

アルノスを検索すると「予約必須」と出てきます。でも、本当に必須なのかというと、そうでもありません。

僕が金曜の夜に行ったときは予約して入りましたが、店の様子を見た感じ、予約なしでも待てば入れそうでした。待ち時間を許せるなら、ふらっと行っても大丈夫だと思います。

予約しておくと安心なケース
金土の夜など混みやすい時間、行く日が決まっている、そもそも待ちたくない。この場合は予約が確実です。

予約は「Hungry Hub」というタイのレストラン予約サイトから取れます。日付・人数・時間を選んで、名前と連絡先を入れるだけ。セットメニューを予約プランで頼むと、定価より安くなることも多いので、単品で頼むより得な場合もあります。

精肉店だからこそのステーキと赤ワイン

アルノスの「Butcher」は、お肉屋さんという意味。その名の通り、ここはステーキハウスであると同時に精肉店も兼ねています。店内には熟成肉のショーケースが並んでいて、見ているだけでテンションが上がります。

アルノスの店内に並ぶ熟成肉の精肉ショーケース
※画像はイメージです

シェフのArnaudさんは25年以上のキャリアを持つ肉のプロ。メニューにはロブスターやシーフードもありますが、せっかく来たならステーキ一択でいいと思います。

僕が頼んだのは100日熟成のサーロイン。2人で行ったので1kgを頼んで、半分に切り分けてもらいました。これで1人分の500g。熟成肉特有の、木の実みたいな香ばしさと甘い肉汁がたまりません。

合わせるのはもちろん赤ワイン。正直、美味いステーキと赤ワインがあれば、他はいらないくらいの満足感でした。

2026年の値段の目安

肝心の値段です。僕が本店で100日熟成サーロインを1kg頼んだときは、赤ワインまで入れて1人4,000円ちょっと(1,300バーツくらい)でした。同じ量をエルガウチョで食べたら、たぶん倍はいきます。

熟成肉は熟成日数とカットで値段が変わります。2026年時点で公式やHungry Hubに出ている目安を並べておきます。

カット(単品) 目安価格
45日熟成 ランプ 約1,500バーツ/kg
45日熟成 リブアイ 約1,600バーツ/kg
75日熟成 サーロイン 約1,900バーツ/kg
100日熟成 Tボーン 約3,900バーツ/kg

「いきなりkg単位はハードルが高い」という人は、Hungry Hubの予約セットが分かりやすいです。1人あたりミニセット269バーツ、プレミアムセットで690バーツ前後から用意されていて、2人でトマホークを分けるセットもあります。

価格は目安です
ここで挙げた金額は2026年時点の目安。熟成の在庫やセット内容で変わるので、最新は公式サイトかHungry Hubで確認してから行ってください。営業時間もHungry Hub掲載で10:30〜21:00となっていますが、訪問前に最新を見ておくと安心です。

本店と支店、どっちに行くべきか

アルノスは人気が出て、今ではトンローやプロンポンのエムクオーティエ、シーロムのホテル内などに支店が増えました。バンコク中心部からアクセスしやすいのは、正直こっちの支店たちです。

ただ、僕の感覚だと、味とコスパで選ぶなら断然この本店。支店はやっぱり支店で、立地がいいぶん値段もやや上がりますし、同じ肉でも本店で食べたときの満足感には届きませんでした。

郊外まで足を延ばす価値は十分あります。せっかく同じアルノスに行くなら、僕は本店をおすすめします。

気になるところをいくつか

駅から歩けないって、そんなに不便? と思いますよね。実際チョンノンシーからは歩けませんが、タクシーやGrabなら数分です。渋滞さえ避ければ、そこまで身構える距離ではありません。

1人でも入れる? ステーキをkgで頼むと量が多いので、1人ならセットメニューが向いています。がっつり食べたい2人以上だと、1kgを分けるのが一番コスパがいいです。

ステーキで満腹になったあとは、バンコクの観光スポットを巡ったり、翌日にバンコクのランチ店ローカルなグルメマーケットを回るのも楽しいです。滞在の拠点をどのエリアにするか迷っているなら、バンコクのホテル選びも参考にしてみてください。

バンコクで「今日はしっかり肉を食べたい」という日。高いお金を出さなくても、アルノス本店に行けば熟成肉で満たされます。僕にとっては、バンコクに行くたびに寄りたくなる一軒です。

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