バンコクのパエリアはソイ20のハモンハモン|注文後に炊くイカスミを食べた
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バルセロナに行ったときは、1日1パエリアくらいの勢いで食べていました。そのくらいパエリアが好きな僕でも「これは本場の味だ」と思えたスペインバルが、バンコクにあります。

スクンビット・ソイ20にある「タベルナ・ハモンハモン(Taberna Jamón Jamón)」です。僕が行ったのは2019年で、2026年10月に現況を調べ直したところ、今も営業を続けていました。

この記事では、当時食べたイカスミパエリアの話と、行く前に知っておきたい営業時間・待ち時間の注意を、調べ直した情報と合わせてまとめます。

この店をひとことで

タベルナ・ハモンハモンは、注文を受けてから米を炊く本格パエリアの店です。僕が食べたイカスミパエリアは2人前からで、出てくるまで約30分でした。営業時間は情報源によって食い違っているので、行く日の営業は直前に確認してください。

アソークとプロンポンの間、ソイ20を入ったところ

お店があるのはスクンビット通りのソイ20です。BTSのアソーク駅とプロンポン駅のちょうど間あたりで、どちらからでも歩いて行ける距離でした。

ソイを少し進むと、パエリアの写真が載った看板が目に入ります。これが目印になるので、初めてでも迷いませんでした。

タベルナ・ハモンハモンの店先に立つパエリア写真の看板
※2019年に訪れた際の実際の写真です。現在の外観とは異なる可能性があります

僕が着いたとき、店内には誰もいませんでした。営業しているのか一瞬不安になりましたが、外の席で欧米人の家族連れが食事をしていたので、そのまま入りました。

タベルナ・ハモンハモンの基本情報
場所:9/1 Sukhumvit Soi 20(スクンビット・ソイ20)
最寄り:BTSアソーク駅・プロンポン駅から徒歩圏
ジャンル:スペイン料理・タパス・パエリア
価格帯:Chopeの表示は「BB(900バーツ未満)」
予約:予約サイトChopeに掲載あり

店内は木のテーブルが並ぶスペインのバル

店内は30人くらいは座れそうな、ゆったりした広さです。そこに客が僕一人だったので、正直ちょっと落ち着きませんでした。

木のテーブルと椅子が並ぶタベルナ・ハモンハモンの店内
※2019年に訪れた際の実際の写真です

椅子に座布団が敷いてあるのはアジアっぽいところです。それでも木の机や椅子の雰囲気は、バルセロナで入ったバルそのものでした。

壁にはワインのボトルがずらっと並んでいて、樽の蓋のようなオブジェも飾られています。こういう細かいところがいちいちスペインっぽくて、待っている間も楽しめました。

ワインのボトルが並ぶタベルナ・ハモンハモンの店内の棚
※2019年に訪れた際の実際の写真です

スペイン政府系の食品振興機関ICEXが運営する「Restaurants from Spain」の認証店リストにも載っていて、オーナーの家族で切り盛りしている店と紹介されています。バンコクで本場寄りのスペイン料理を探すなら、ひとつの目安になると思います。

「30分かかるけどいい?」と聞かれる店は当たり

この日は一人だったので、メインのパエリアは絶対に外せません。食べられてもあと一品くらいだと思って、前菜にはキノコのアヒージョを選びました。

タベルナ・ハモンハモンのキノコのアヒージョ
※2019年に訪れた際の実際の写真です

アヒージョというより、具をさらに盛った感じの一皿でした。オリーブオイルがしっかり効いていて、あっという間に食べ終わりました。

スペイン料理は、しつこくなくて日本人の口に合う料理が多い気がします。ドイツ料理だと3日で飽きる僕でも、スペインでは毎食スペイン料理で平気でした。

この店は、作り置きのパエリアを出しません。注文のときに「30分くらいかかるけどいい?」と確認されます。

この確認があるかどうかで、冷凍の出来合いかどうかがだいたいわかります。スペインでも、頼んですぐ出てくるパエリアはほぼ冷凍だと僕は思っています。

パエリア鍋で米と魚介を炊いている厨房のイメージ
※画像はイメージです

イカスミパエリアは2人前から、一人でも鍋ごと

待つこと30分、出てきたのが見事なイカスミパエリアです。パエリアは2人前からの注文で、これも本場と同じスタイルでした。

タベルナ・ハモンハモンのイカスミパエリア
※2019年に訪れた際の実際の写真です

パエリアには定番のアリオリソースも付いてきます。これだけでテンションが上がりました。

イカスミパエリアに添えられたアリオリソース
※2019年に訪れた際の実際の写真です

一人なので、そのまま鍋からすくって食べました。米のパリパリ感とイカ墨の甘さがしっかりあって、エビのプリプリ感もばっちりです。

ムール貝がちょっと小ぶりだったことを除けば、かなりレベルの高いパエリアでした。

一人で行くなら量に注意
僕が行ったときのパエリアは2人前からの注文でした。一人で頼むと前菜1品とパエリアでお腹いっぱいになります。タパスをいろいろ試したいなら、2人以上で行くほうが楽しめます。現在の最小注文単位は確認できなかったので、注文時に聞いてみてください。

営業時間は情報源によって割れている

行く前に確認しておきたいのが営業時間です。2026年10月に調べたところ、掲載サイトによって内容が食い違っていました。

出典 営業時間 定休日
Chope(予約サイト・2026年8月までのレビューあり) 11:00〜22:00 記載なし(毎日営業)
Asia City(掲載時期不明) 10:00〜21:00 記載なし(毎日営業)
Pearl(店舗情報の集約サイト) 11:00〜22:00 水曜・木曜

レビューの日付がいちばん新しいのはChopeなので、僕はこれを基準に考えます。ただ、水・木定休という情報も残っているので、平日に行くなら店のFacebookページ(jamonthai)かChopeで、当日の営業を確認しておくと安心です。

値段については、僕が2019年に払った金額の記録が残っていません。2026年のメニュー価格も確認できなかったので、ここでは書かずにおきます。

混む夜はパエリアがさらに遅れる

僕が行ったのは客が一人もいない時間帯だったので、待ち時間は約30分で済みました。ただ、2026年5月のChopeのレビューには、混んでいる夜にパエリアが出てくるまで約1時間45分かかったという声がありました。

注文してから炊く店なので、混めば待ち時間が延びるのは仕方ない部分もあります。時間に余裕のない日は、次のように動くのが無難だと思います。

待ち時間を短くするための動き方
席に着いたら、前菜より先にパエリアを注文する。夕食のピークを外して、早めの時間に入る。予約できる日はChopeで予約しておく。

「予約なしでも入れる?」と気になる人もいると思います。僕は予約なしで入れましたが、それは空いている時間だったからです。週末の夜に行くなら、予約しておくほうが確実です。

スペインバルのテーブルに並ぶタパスの小皿のイメージ
※画像はイメージです

ウィークエンドマーケットのパエリアとの違い

バンコクでパエリアを調べると、よく出てくるのがウィークエンドマーケット(チャトゥチャック)のパエリアです。僕が行った当時は、大きな鍋を店頭に出して作っていて、観光スポットのひとつになっていました。

そこのミックスパエリアもまあまあおいしかったです。ただ、注文してから炊くハモンハモンのパエリアには、まったく勝てませんでした。

マーケットのほうは、買い物のついでに気軽に食べる一皿です。ちゃんと座って、炊きたてのパエリアを食べたい日はハモンハモン、と分けて考えるとちょうどいいと思います。チャトゥチャックの回り方はチャトゥチャック・ウィークエンドマーケットの記事に書いています。

パエリアの食べ比べをするなら

本場のパエリアと比べてみたくなったら、バルセロナのパエリアの記事や、老舗のチリンギート・エスクリバでパエリアを食べた話もどうぞ。バンコクでスペインの味を思い出せたのは、本場で食べ歩いたからこそだと思います。

タイ料理に戻りたい日は、旧市街のバンコクのパッタイの記事やプラトゥーナムのカオマンガイの記事をどうぞ。どローカルな食堂ならクロントイのモーファイ鍋もあります。

タイ料理が続いてちょっと口を変えたくなった日に、ソイ20まで歩いてみてください。僕にとっては、30分待つ価値のあるパエリアでした。

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