スポンサーリンク

バンコク滞在中、急にモツ鍋が食べたくなったことがあります。

日本食レストランに行けばあるんですが、それなら日本で食べればいい話です。タイ料理にも同じようなものがないか探して見つけたのが「モーファイ」でした。

このとき入ったのが、クロントイにある「ヘンチュンセン」という店です。あれから8年、2026年に現況を調べ直したら、店自体が移転していました。

この記事でわかること

僕が2018年に食べたヘンチュンセンは、2020年に旧店舗が契約満了で一時閉店し、2021年にMRTクロントイ駅近くへ移転再オープンしています。ややこしいことに、クロントイ市場を挟んだ反対側に無関係の同名店もあり、混同されがちです。値段は僕が払った180バーツから、直近の訪問記では207バーツ前後まで上がっています。

どローカルな店構えとタイ人だらけの店内

まず外観からしてローカルでした。観光客が来るような場所ではなく、市場の裏手にひっそりある食堂という佇まいです。

クロントイのヘンチュンセン旧店舗の外観
※2018年に訪れた際の実際の写真です。2020年に旧店舗は閉店し、現在は近隣に移転しています

店内はさらにローカル度が増します。数十年は経過してそうな雰囲気で、客はほぼ現地のタイ人でした。

ヘンチュンセン旧店舗の店内の様子
※2018年に訪れた際の実際の写真です

昼時は空席を探すのも一苦労で、僕はたまたま空いた一番外側の席に座れました。テーブルに着いて気づいたんですが、メニューがなぜか日本語表記でした。

このローカルなエリアにどれだけ日本人が来ているのか、メニューがそれを物語っています。同じような路面型のオープンキッチンは、大阪・心斎橋の龍多風亜でも見た光景で、あちらもタイの空気をそのまま持ち込んだ店でした。

僕が食べたのは全部のせのモーファイ

注文したのはモツ鍋のモーファイです。具材を選ぶこともできますが、全部のせの欲張りセットを頼みました。

ヘンチュンセンで提供されたモーファイ鍋
※2018年に訪れた際の実際の写真です

鍋のよれ具合からして、かなり使い込まれているのがわかります。使い込まれた鍋のほうが味が出てうまいというのは、こういう店で毎回感じることです。

具材も見た目からして溢れそうなくらいぎっしりでした。もつはしっかり下味処理されていて、スープはタイ料理にしてはかなり優しめの醤油味です。

ヘンチュンセンのモーファイ
締めの麺までついて2018年当時は180バーツ(650円程度)。辛い料理が多いタイ料理の中では珍しく優しい味付けなので、辛いのが苦手な人でも食べやすいはずです。

辛い料理が続くタイ滞在の中で、こういう優しい味の一皿はほっとします。現地の人が押し寄せるのも納得の一杯でした。

実は2020年に一度、店ごと引っ越している

ここが今回いちばん書いておきたかったところです。僕が行った旧店舗は、2020年に契約満了で一時閉店しています。

理由は場所の契約が切れたためで、長期の営業休止を経て2021年に近隣へ移転再オープンしました。移転先はMRTクロントイ駅から徒歩10分ほどの場所で、旧店舗から大きく離れてはいません。

コロナ禍をまたいだ移転だったこともあって、当時は「もう無くなった」と思っていた人も多かったようです。実際は今も営業を続けていて、2024年9月時点の訪問記でも普通に食事できたと報告されています。

紛らわしいことに、同名店がもう一軒ある

これは正直、僕も調べていて混乱したポイントです。クロントイには「ヘンチュンセン」という同じ名前の店がもう一軒、市場を挟んだスントンコーサ通り側に存在します。

2軒は無関係の別経営
もう一軒の店主は「うちはあの店の支店ではない」と明言していて、両方とも創業60〜70年以上を謳っています。どちらも同じモーファイを看板メニューにしているので、Google検索やレビューサイトで店名だけを頼りに探すと迷いやすいです。行く前に住所とMRT出口を必ず確認してください。

僕が2018年に行ったのはラマ4世通り側、現在はMRTクロントイ駅近くに移転した店です。市場裏のスントンコーサ通り側の店については、僕自身は訪問できていないので比較コメントは控えます。

営業時間は情報源によって割れている

行く前に確認しておきたいのがここです。営業時間の情報が、掲載しているサイトによって差があります。

時点・出典 営業時間 備考
2018年・僕が行った旧店舗 7:00〜15:00 移転前の情報
2021年・移転直後の訪問記 8:30〜16:00 移転後の情報として2024年12月時点でも同じ記載
近隣の同名店(別経営) 平日7:00〜21:00/土日7:00〜17:00 スントンコーサ通り側。上記とは別店舗

僕が行った店の系統は、朝早くから昼過ぎまでの営業という点で情報が一致しています。遅い時間に行くと閉まっている可能性が高いので、ランチ狙いで訪問するのが安全です。

値段は8年で確実に上がっている

僕が2018年に払ったのは180バーツでした。締めの麺までついてこの値段だったので、当時としてもかなりお得だったと思います。

2024年9月の訪問記では、モーファイ全部入りと白ご飯のセットで207バーツという記録がありました。8年で30バーツ弱の値上がりなので、円安と原材料費を考えれば妥当な範囲です。

値段について正直なところ
207バーツという数字は、僕が食べた値段ではなく他の方の訪問記に載っていたものです。公式サイトやSNSでの一次確認ができていないので、「この時点ではこの値段だった」という参考値として見てください。最新価格は現地で確認するのが確実です。

アクセスは「BTS」ではなく「MRT」

もうひとつ、8年前の自分の記録を訂正しておきます。クロントイ駅は地上を走るBTSではなく、地下鉄のMRTです。

当時の記事ではBTSと書いていましたが、これは僕の勘違いでした。MRTブルーラインのクロントイ駅から、シーロム方向とは逆側に歩くとたどり着きます。

ヘンチュンセン(移転後)の基本情報
アクセス:MRTクロントイ駅から徒歩約10分
系統:ラマ4世通り側の旧店舗が移転した店
営業時間:8:30〜16:00という記録あり(要現地確認)
名物:モーファイ(牛・豚のモツ鍋)
価格の目安:1人前200バーツ前後

本場のローカル飯をもっと知りたくなったら

ヘンチュンセンのようなどローカルな食堂は、バンコクの中でも観光客向けに整えていない側の飯です。同じ空気を味わいたいなら、ヤワラートの食べ歩きラチャティーウィのカオパットも同じ系統です。

エリア別にランチを探したい人は、バンコクのランチまとめも参考になります。関空から発つ前に一食悩んだときは、関西空港のグルメ記事もどうぞ。

結局どういう店か

ヘンチュンセンは2020年の一時閉店を経て今も営業を続けている、クロントイのローカルなモーファイ専門店です。紛らわしい同名店が別にあるので、MRTクロントイ駅からのアクセスと住所は行く前に確認してください。値段は8年で少し上がりましたが、それでも十分お得な部類だと思います。

スポンサーリンク