那覇でワーケーション、貸しデスクとホテルを料金で比べて分けてみた
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福岡、南紀白浜、熱海と、国内のワーケーション先を順番に調べてきました。次は沖縄だと思って那覇を調べ始めたのですが、これまでの3都市と違って、専用のコワーキングスペースの情報がかなり少ない街でした。

その代わり、予約サイトから時間単位で借りられる貸しデスクと、ホテルの客室や共用部をうまく組み合わせれば、1週間くらいの滞在は十分に回せそうです。この記事では、確認できた料金と場所をもとに、働く場所の分け方を考えます。

先に押さえておきたいこと

那覇はゆいレールの駅ごとに拠点を決めると動きやすい街です。貸しデスクは県庁前駅から徒歩5分のリージャス会議室 ホークシティ那覇で、1時間891円、1日7,117円と掲載されています(予約サイトInstabase、2026年7月30日更新)。8時間以上使うなら日額のほうが安くなる計算です。

那覇は専用コワーキングより貸しデスクを探す街

熱海のAJIRO MUSUBIや福岡の市の施設のように、「ワーケーションならここ」と言い切れる定番の専用コワーキングは、今回の調べでは見つけられませんでした。その代わりに目立ったのが、予約サイトに載っている貸し会議室やコワーキングデスクです。

沖縄県の調査資料やニュース記事にはワーケーションの取り組みが多く載っていますが、ホテルのテレワークプランや補助金の話は2020〜2021年のものが中心でした。補助金の募集は2021年に終わっていて、当時のプランが今も続いているかは確認できていません。

古いプランの情報にご注意を
「那覇 ワーケーション」で検索すると、2021年ごろのテレワークプランや30泊の会員制プランの記事が出てきます。この会員制プランは2022年3月で販売が終わっているので、今から探しても使えません。

那覇の街並みとゆいレールが走る高架のイメージ
※画像はイメージです

県庁前の貸しデスクは何時間使うかで決まる

確認できた中でいちばん条件がはっきりしていたのが、リージャス会議室 ホークシティ那覇です。住所は那覇市松尾1-10-24で、ゆいレールの県庁前駅から徒歩5分と掲載されています。

席のタイプ 1時間 1日
コワーキングデスク(共用) 891円 7,117円
オフィススペース(個室) 2,330円 12,811円

Wi-Fiは時間単位の予約なら無料で使えると書かれていますが、電源の有無はページに記載がありませんでした。パソコンを充電しながら使いたい人は、予約の前に確認しておいたほうが安心です。

891円を8時間使うと7,128円で、1日7,117円とほぼ同じになります。つまり、1日に8時間近く座るなら日額プラン、半日だけなら時間貸しという分け方になります。

平日の5日間を日額で使うと35,585円、午前だけの4時間を5日続けると17,820円です。ホテルの宿泊費とは別にかかる金額なので、全部の日を貸しデスクにするのか、集中したい日だけにするのかで、予算がだいぶ変わってきます。

料金の見方のメモ
掲載額は「〜」付きの最低価格で、時期や税込み表記、予約条件で変わる可能性があります。ほかの予約サイトには、同じ県庁前エリアで1時間1,375円、1日10,999円と載るデスクもあり、施設ごとの差が大きいです。予約の直前に必ず最新の料金を見てください。

ホテルで働く日をどう組み込むか

沖縄県のワーケーション受入環境調査には、「ワーケーションに取り組んでいる」と回答した那覇市内のホテルとして、ホテル ストレータ 那覇、ダブルツリーbyヒルトン那覇 首里城、ホテル アンテルーム那覇、ホテルパームロイヤルNAHA国際通りなどが挙がっています。調査の時期は資料に明記されていないので、実際の設備は予約前の確認が前提です。

ホテル 確認できたこと 確認できなかったこと
ホテル ストレータ 那覇 ゆいレール美栄橋駅の目の前。2020年4月開業で、11タイプ221室 客室のデスクや専用のワーク向けプラン
ホテル アンテルーム 那覇 那覇市前島。美栄橋駅から徒歩12〜15分(掲載元で差あり)。無料Wi-Fi、ランドリー設備あり ワーキングスペースの有無

ストレータは美栄橋駅の目の前なので、ゆいレールで県庁前や牧志にすぐ動けるのが利点です。アンテルームは駅から少し歩きますが、ランドリーがあるぶん1週間以上の連泊では助かる場面が多そうです。

那覇のホテルの客室でノートパソコンを開いて仕事をするイメージ
※画像はイメージです

客室にデスクがあるかどうかは、写真の机が作業向きの高さと広さかで分かれます。予約サイトの設備欄に「デスク」とあっても、実際は小さな化粧台のことがあるので、僕なら口コミの写真まで見て選びます。

国際通り周辺のカフェで作業する日

牧志駅の近くには、スターバックス 那覇国際通り牧志店があります。那覇市牧志2-1-1の1階で、営業時間は7時から23時、席数は屋内68席とテラス15席の計83席と掲載されています。

電源とWi-Fiの有無は、掲載ページには書かれていませんでした。大手チェーンは備えていることが多いものの、店舗ごとに差があるので、ここは「作業できるはず」と決めつけずに、行って確認する場所として考えておくのがよさそうです。

カフェ作業は予備の席として考える
今回の調べでは、牧志や美栄橋のカフェで電源とWi-Fiを確認できた店は見つかりませんでした。オンライン会議が入る日は、カフェではなく貸しデスクかホテルの客室にしておくのが無難です。

ゆいレール沿線で1週間を組んでみる

那覇空港駅から県庁前駅までは、約10〜13分と書かれた記事が多いです(掲載元で差があります)。空港から近いので、着いたその日にホテルへ荷物を置いて、午後に貸しデスクへ行く、という組み方もできます。

僕が1週間の滞在を組むなら、会議の多い平日は県庁前の貸しデスクで日額を使い、資料作りだけの日はホテルの客室で済ませます。週末は国際通り側へ出て観光に回し、移動はゆいレールで統一します。

日 働く場所 使う費用の目安
会議が多い平日(2日) 県庁前の貸しデスク(共用) 7,117円×2日=14,234円
資料作りの平日(3日) ホテルの客室 宿泊費に含まれる
週末 仕事なし 観光

ゆいレールの1日乗車券は、情報源によって料金や有効時間の説明が違っていました。購入する前に、ゆいレール公式サイトか駅の券売機で最新の内容を見ておいてください。

ゆいレールの車窓から見える那覇の街と海のイメージ
※画像はイメージです

他の街と比べてどう違うか

福岡は無料のコワーキングと海沿いのオフィスがあって、街のインフラを使い倒す感覚でした。熱海は東京から新幹線45分の近さが強みで、南紀白浜は温泉リゾートに仕事を差し込む形でした。

那覇はそのどれとも違って、専用の施設に頼らず、貸しデスクとホテルを自分で組み合わせる街です。飛行機で来る分、帰りの空港での食事も押さえておくと余裕が出るので、那覇空港グルメの記事も書いています。

海外のノマド環境と比べたい人は、バンコクのノマド向けホテルの記事もあわせて読んでみてください。国内と海外で、通信環境と宿の選び方がかなり違います。

那覇のワーケーションで迷いやすいところ

1週間だけなら貸しデスクを毎日使うべきか、と迷うと思います。費用を抑えたいなら、会議が入る日と集中したい日だけにして、残りはホテルの客室で済ませるほうが無理がありません。

北部のリゾートに泊まる選択肢もありますが、体験記には北部はWi-Fiが弱い場所があるという話もありました。那覇市内は回線の心配が少ない一方、念のためモバイルWi-Fiを持っていくと、会議の日の保険になります。

補助金が使えるのかも気になるところですが、確認できた制度は2021年度の事業で、募集はすでに終わっていました。今から使える補助を探すなら、沖縄県や沖縄観光コンベンションビューローの最新の案内を見るのが確実です。

今回は現地に滞在して確かめたわけではなく、掲載情報をもとにした整理です。実際に那覇で働いてみたら、電源やWi-Fiの使い勝手をこの記事に書き足していくつもりです。

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