アユタヤ日帰り観光、バンコクから僕が回った遺跡と寺院のまわり方
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バンコクに何日かいると、一日くらいは街を出て世界遺産を見たくなりますよね。

そんなときにちょうどいいのがアユタヤです。バンコクから1〜2時間で行けて、かつてタイの都として400年栄えた街の遺跡が、川に囲まれたエリアにぎゅっとまとまっています。

僕も滞在のあいだに日帰りで行ってきました。朝バンコクを出て、夕方の遺跡を見て戻ってくる。この流れがいちばん気持ちよかったので、行き方から回る順番まで、実際に歩いた感じで書いていきます。

アユタヤ日帰りのざっくり結論

バンコクからは電車かロットゥー(ミニバン)で片道1〜2時間。遺跡は主要なところを半日〜1日で回れるコンパクトさです。暑いので、朝早めに着いて昼の暑い時間は休み、夕方にもう一度動くのが正解でした。

まずバンコクからの行き方を決める

アユタヤへの行き方は、ざっくり電車・ロットゥー・車(Grabやチャーター)・ツアーの4つです。それぞれ性格が違うので、自分の旅のスタイルで選べば大丈夫です。

僕が使ったのは電車でした。クルンテープ・アピワット中央駅(旧バンスー、MRTと直結している大きな駅です)から北線・東北線の列車が出ていて、朝6時台から夜まで本数があります。所要は列車によって50分〜2時間、運賃は20〜204バーツくらい。安いし、線路沿いの景色を眺めながら行けるのが旅っぽくて好きでした。

行き方 所要(片道) 料金の目安 こんな人に
電車(中央駅から) 約50分〜2時間 20〜204バーツ 安く行きたい・旅情を楽しみたい
ロットゥー(ミニバン) 約1〜1.5時間 約60バーツ 本数が多く小回りがきく
車・Grab・チャーター 約1.5時間 数百〜千バーツ台 家族・グループ・荷物が多い
現地ツアー 半日〜1日 ツアーによる ガイド付きで効率よく回りたい

ロットゥーはモーチットのバスターミナルなどから出ていて、約60バーツ・1時間ちょっととコスパがいいです。本数も多いので、時間に縛られず動きたいならこっちもあり。逆に、暑い中で乗り換えや待ち時間を減らしたいなら、車をチャーターするかツアーに乗ってしまうのがラクです。

移動のメモ
電車が出るのはクルンテープ・アピワット中央駅で、昔のフアランポーン駅ではない列車が増えています。MRTで行けるので、出発前にどの駅から乗るかだけ確認しておくと安心です。

遺跡をめぐる前に、入場料と回り方のこと

アユタヤの遺跡は、それぞれの寺院でチケットを買って入る仕組みです。

主要な寺院の入場料は、2025年5月の改定で50バーツから80バーツに値上がりしました。対象はワット・マハタート、ワット・プラシーサンペット、ワット・ラチャブラナ、ワット・プララーム、ワット・チャイワッタナーラーム、ワット・マヘーヨンといった人気どころです。

何ヶ所も回るつもりなら、これらをまとめて拝観できる共通券がお得です。少し前まで6寺院で220バーツでした。ただ料金は改定されることがあるので、当日チケット売り場で最新の値段を確認してから買うのが確実です。

アユタヤ・ワットプラシーサンペットの3基の仏塔が並ぶ遺跡
※画像はイメージです

営業時間は寺院によって少し違っていて、ワット・プラシーサンペットは8:00〜18:00、ほかの多くは8:00〜17:00くらいが目安です。遺跡は日陰が少なくて本当に暑いので、僕は水を2本持って、帽子とサングラスで回りました。朝のうちか夕方に動くと、光もやわらかくて写真がきれいに撮れます。

木の根の仏頭、ワット・マハタート

アユタヤで一枚だけ写真を撮るなら、たぶんここになります。

ワット・マハタートは、菩提樹の根に抱かれるように木にうまった仏像の頭で有名な寺院です。長い年月をかけて根が仏頭を包み込んでいて、ほかでは見られない不思議な光景になっています。アユタヤがビルマ軍に攻め落とされた歴史を、静かに伝えてくれる場所でもあります。

ワットマハタートの菩提樹の根に包まれた仏頭
※画像はイメージです

仏頭の前で写真を撮るときは、ひとつだけマナーがあります。仏頭より頭を低くしてしゃがんで撮るのが決まりで、現地にも案内が出ています。仏像に対して頭を高くしないという、タイの敬意の表し方です。僕もしゃがんで一枚撮らせてもらいました。

夕景がいちばんきれいなワット・チャイワッタナーラーム

時間に余裕があるなら、ぜひ夕方まで残ってほしいのがワット・チャイワッタナーラームです。

川のほとりに建つこの寺院は、アユタヤでいちばん美しい遺跡と言われるだけあって、中央の塔を囲むように仏塔が並ぶ姿に風格があります。夕暮れに空がオレンジに染まる時間がとくにきれいで、19時ごろからはライトアップも始まります。

夕暮れにライトアップされたワットチャイワッタナーラームの仏塔群
※画像はイメージです

この寺院の周りには、タイの伝統衣装をレンタルできるお店が何軒もあります。鮮やかな色からやさしいパステルまで揃っていて、衣装を着て遺跡で写真を撮るのがここ数年の定番。歩いていると、着付けをして撮影している旅行者をたくさん見かけました。せっかくなので体験してみると、いい記念になると思います。

象乗りをどうするか、正直なところ

アユタヤには象に乗れるスポットもあって、定番のアクティビティとして紹介されることが多いです。

ただ、これは正直に書いておきます。象に人を乗せることは、背骨や背中に負担をかけるとして、動物福祉の面で見直しが進んでいます。チェンマイなどでは象乗りをやめて、餌やりや自然に近い姿を観察するスタイルへ切り替える施設が増えてきました。

象との関わり方の選び方
象に会いたいなら、乗るのではなく餌やりや観察ができる保護寄りの施設を選ぶのがいまの流れです。どう過ごしたいかは人それぞれですが、こういう背景があることだけ知ったうえで決めると、後味がいいと思います。

何時に出て、何時に戻るか

最後に、僕が日帰りした時の一日の流れを置いておきます。そのままなぞらなくていいので、時間配分の参考にしてください。

朝はなるべく早く、8時前後にはバンコクを出るのがおすすめです。午前のうちにワット・マハタートやワット・プラシーサンペットなど中心部の遺跡を回って、昼の一番暑い時間は食堂やカフェで休憩。日が傾いてきたらワット・チャイワッタナーラームに移動して夕景を見て、そのままバンコクへ戻る。これで遺跡もしっかり見られて、暑さでバテずに済みました。

遺跡のあいだの移動は、現地でソンテウ(乗合トラック)やトゥクトゥクをチャーターするか、Grabを使うとスムーズです。レンタル自転車やバイクで回る人もいますが、暑さと交通量を考えると、初めてなら車をお願いしてしまうのがラクだと思います。

バンコクに戻ったら、冷房の効いたカフェでひと息つくのが最高でした。バンコクのカフェはバンコクのおすすめカフェをまとめた記事に書いたので、戻ってからの休憩先に使ってみてください。長めに滞在して仕事もするなら、バンコクのノマド事情をまとめた記事も合わせてどうぞ。

タイへの行き方や入国の準備は、エアアジアでバンコクまで飛んだ搭乗記と、タイ入国2026の最新ルールにまとめてあります。日程を組むときに合わせて読んでもらえると、計画が立てやすいはずです。

アユタヤは、バンコクの喧騒とはまるで違う時間が流れている街です。日帰りでも十分に満たされるので、タイ旅行に一日空きがあったら、ぜひ足を伸ばしてみてください。

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