チェンマイ グルメ、僕が食べ歩いたカオソーイと北タイ料理の名店
スポンサーリンク

チェンマイに行くなら、何を食べるか。バンコクとはまた違う「北タイの味」があるので、ここで迷う人は多いと思います。

僕はチェンマイを何度か歩いて、旧市街の食堂から北門の屋台まで、北タイ料理をひと通り食べてきました。その経験から先に言ってしまうと、最初の一杯はカオソーイで間違いないです。

この記事では、僕が実際に食べて旨かった店を、営業時間と値段の目安込みで紹介します。値段は2026年時点の目安なので、為替やお店の都合で動きます。最新は現地で確認してください。

チェンマイで先に食べておきたい3つ

カオソーイ(北タイのカレー麺)、サイウア(北タイのソーセージ)、カオカームー(豚足煮込みごはん)。この3つを押さえれば、チェンマイの味の輪郭はだいたい掴めます。あとは好みで広げていけば十分です。

まずカオソーイ、これがチェンマイの一杯

チェンマイの料理を一つだけ挙げるなら、僕はカオソーイを推します。

カオソーイは、ココナッツミルクの効いたまろやかなカレースープに、柔らかい卵麺と揚げ麺が一緒に入った料理です。上に高菜の漬物とライム、刻んだ赤玉ねぎが添えてあって、これを途中で混ぜると味が変わる。一杯で二度おいしい、みたいなところがあります。

鶏か牛を選べる店が多くて、僕はだいたい鶏で頼みます。値段はローカル店なら一杯50バーツ前後。日本円にすると数百円で、この満足感はかなり強いです。

チェンマイのカオソーイ、揚げ麺と高菜の漬物がのった一杯

具体的に名前を挙げると、まずカオソーイ・メーサーイ(Khao Soi Mae Sai)。ここはミシュランのビブグルマンに何年も連続で選ばれている有名店で、スープのコクと辛さのバランスがいいです。営業は朝8時から16時ごろまでで、日曜が休み。人気店なので、僕は混む前の午前中に行くようにしています。場所はチャーンプアック地区のラチャプエック通り沿いです。

もう一軒、テレビの食番組(Netflixの「Somebody Feed Phil」)で「チェンマイ一」と紹介されたのがカオソーイ・ルンプラキット(Khao Soi Lung Prakit)。こちらはスープがしっかり濃いめで、牛のカオソーイが評判です。営業は9時半から16時半ごろまで。どちらも昼で閉まるので、カオソーイは「朝〜昼の食べ物」と思っておくと予定を立てやすいです。

カオソーイのメモ
ローカル店は昼で閉まる店が多いです(夜は別の屋台メニューが主役になる)。一杯50〜75バーツが目安。辛いのが苦手なら、添えのチリは混ぜずに脇に置いておけば自分で調整できます。

旧市街で北タイ料理をまとめて食べるなら、フアンペン

カオソーイ以外の北タイ料理を一度にいろいろ試したい日は、僕は旧市街のフアンペン(Huen Phen)に行きます。

ここは40年以上やっている老舗で、地元の人にも観光客にも知られた店です。昼と夜で営業の建物が分かれていて、昼(8時半〜16時ごろ)は食堂スタイル、夜(17時〜22時ごろ)は雰囲気のある店内でゆっくり食べられます。場所は旧市街のラチャマンカ通りです。

フアンペンの北タイ料理、サイウアやナムプリックの盛り合わせ

ここで試してほしいのが、サイウアという北タイのソーセージ。豚肉にレモングラスや唐辛子、ハーブを練り込んであって、ほんのり酸味とスパイスが効いた独特の味です。ビールにも白米にも合います。

それから、ナムプリック・ヌム(青唐辛子のディップ)を、揚げた豚皮(ケップムー)や蒸し野菜につけて食べるのが北タイの定番。辛さは店によりますが、これがあるとごはんが進みます。麺ものが好きなら、カノムジーン・ナムギャオという酸味のあるスープ麺もこの地方ならでは。フアンペンならこのあたりを一度に頼めるので、北タイ料理の入り口としてちょうどいいです。

北門の名物、カウボーイハット女将のカオカームー

夜に小腹が空いたら、僕は北門(チャーンプアック門)の屋台に行きます。

ここの名物が、カオカームー(豚足の煮込みごはん)。とろとろに煮込んだ豚足を、ごはんと茹で野菜、半熟卵と一緒に出してくれる、夜食にぴったりの一皿です。

「カウボーイハットの女将」の屋台
北門の市場にある有名な豚足ごはんの屋台で、カウボーイ風の帽子をかぶった女将さんが目印。営業は夕方17時ごろから深夜2時まで。一皿30〜40バーツほどと、チェンマイでも屈指の安さです。行列ができるので、早めの時間が狙い目。

屋台というと身構える人もいますが、ここは観光客もたくさん来ていて入りやすいです。バンコクの屋台に慣れている人なら、バンコクのグルメ記事で書いたような感覚で、気軽に楽しめると思います。

おしゃれカフェで一息つくならニマン

食べ歩きで歩き回ると、途中で休みたくなります。

そういう時、僕はニマンヘミン通り(通称ニマン)あたりのカフェに入ります。このエリアはチェンマイで一番カフェが多い場所で、コーヒーの美味しい店や、北タイの食材を使ったスイーツを出す店が並んでいます。冷房も効いているので、昼間の暑さを避ける休憩にちょうどいい。

ニマンヘミン通りのカフェ、アイスコーヒーと焼き菓子

Wi-Fiが飛んでいる店も多いので、旅のあいだに少し仕事を片付けたい人にも向いています。カフェで作業する時の僕のやり方は、バンコクでノマドした時の話に書いたので、チェンマイでも同じ感覚で使えると思います。

2026年のミシュラン ビブグルマンも参考になる

店選びで迷ったら、ミシュランのビブグルマンを目安にするのも手です。ビブグルマンは「良心的な値段で質のいい料理」に贈られる評価で、ガイドブック的に使えます。

2026年版のタイ版ミシュランガイドでは、チェンマイから18店がビブグルマンに選ばれていて、そのうち3店が新規でした。

店名 ジャンル ひとこと
カオソーイ・メーサーイ カオソーイ 連続選出の定番。朝〜昼のみ・日曜休
CHAWEE 季節の北タイ料理 2026年の新規選出。月替わりの料理
Euang Kam Sai 北タイの伝統料理 2026年の新規選出
Gongkham 北タイ料理 2026年の新規選出

※選出店やジャンルは2026年版ミシュランガイド タイ版の情報です。最新の掲載状況や各店の営業は公式と現地でご確認ください。

新規で入った3店(CHAWEE、Euang Kam Sai、Gongkham)はどれも北タイ料理系で、ガイドが「いま北タイの郷土料理を推している」のが伝わってきます。観光客向けに寄せすぎず、地元の味を出す店が評価されているということなので、店選びの方向性としても参考になります。

いつ行く、どう回る

最後に、食べ歩きの組み立て方を僕なりに。

カオソーイ系は昼で閉まる店が多いので、午前中に一杯目を入れるのがおすすめです。昼から夕方は旧市街でフアンペンの北タイ料理やカフェ休憩、夜は北門の屋台でカオカームー、という流れにすると無理がありません。チェンマイは旧市街がコンパクトなので、このくらいなら歩きとソンテウ(赤い乗合トラック)で十分回れます。

タイへの行き方や入国の準備は、エアアジアでバンコクまで飛んだ搭乗記と、タイ入国2026の最新ルール(TDAC登録とビザの今)にまとめてあるので、計画を立てるときに合わせて読んでみてください。

バンコクの濃い味とはまた違う、ハーブとスパイスの効いた北タイの料理。まずはカオソーイの一杯から始めれば、チェンマイの食の楽しさはすぐに分かるはずです。

スポンサーリンク