チェンマイ観光、旧市街の寺院からドイステープまで僕が歩いたまわり方
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バンコクの暑さと喧騒に少し疲れたころ、北のチェンマイに行くと空気が変わります。

古い城壁とお堀に囲まれた旧市街に寺院がぎゅっと集まっていて、そのまわりにカフェやマーケットが広がる。歩いて回れる距離感が心地よくて、僕はこの街がタイの中でもいちばん好きかもしれません。

何度か通って分かった「これは外さない」というスポットを、実際に歩いた順番で書いていきます。寺院めぐりから山の上のドイステープ、夜のマーケットまで、行き方と料金込みでまとめました。

チェンマイ観光のざっくり結論

見どころは旧市街の寺院・山の上のドイステープ・ニマンのカフェ街・日曜のマーケットの4つに分けられます。旧市街の寺院は徒歩でぐるっと回れるコンパクトさ。ドイステープだけは山の上なのでソンテウかGrabで半日みておくと安心です。

まず旧市街の歩き方から

チェンマイ観光の中心は、四角いお堀で囲まれた旧市街です。

一辺がだいたい1.5kmくらいの正方形で、東側のターペー門がランドマーク兼待ち合わせ場所になっています。主要な寺院はこの中に固まっているので、午前中は歩いて回るのがいちばん効率がいいです。暑くなったら無理せず、赤いソンテウ(乗合トラック)を捕まえて移動すれば30〜40バーツくらいで運んでくれます。

配車アプリのGrabも普通に使えるので、荷物が多い日や山の上へ行く日はこっちが楽でした。まずは主要スポットの料金と時間をまとめておきます。

スポット エリア 入場料の目安 営業時間
ワット・チェディルアン 旧市街 40バーツ 8:00〜17:00
ワット・プラシン 旧市街 境内無料/本堂40バーツ 6:30〜18:00
ワット・プラタート・ドイステープ 山の上 30バーツ+ケーブルカー50バーツ 6:00〜17:00ごろ
ニマンヘミン通り 旧市街の西 無料(カフェ代) 店による
サンデーマーケット 旧市街(日曜のみ) 無料 17:00ごろ〜夜

料金や時間は変わることがあるので、ここでは2026年6月時点で僕が確認した目安として見てください。寺院は服装のルールがあって、肩と膝が隠れる格好なら問題なく入れます。薄手の上着を1枚カバンに入れておくと、急に寺院に寄りたくなったとき便利です。

倒れかけた大仏塔が迫力、ワット・チェディルアン

旧市街でまず行ってほしいのが、ワット・チェディルアンです。

1345年に建てられた古い寺院で、地震で上が崩れたまま残る巨大な仏塔(チェディ)が圧巻です。完全な形ではないからこそ、レンガがむき出しになった壁面に時間の重みがあって、見上げるとちょっと言葉を失います。ターペー門から歩いて10分ほど、旧市街のほぼ真ん中にあります。

チェンマイ旧市街ワットチェディルアンの崩れた大きな仏塔
※画像はイメージです

入場料は40バーツです。少し前まで無料で入れたんですが、2024年7月から有料になりました。夕方になると西日が仏塔のレンガをオレンジに染めて、また違う表情になります。境内は広くて木陰もあるので、歩き疲れたらここのベンチでひと休みするのもおすすめです。

金ピカの本堂が美しいワット・プラシン

ワット・チェディルアンから西へ少し歩くと、ワット・プラシンに着きます。

チェンマイで最も格式が高いとされる寺院で、白と金で彩られたきらびやかなお堂が並びます。境内に入るだけなら無料で、奥にある一番有名な礼拝堂(ライカム礼拝堂)に入るときだけ40バーツ。中の壁画や金色の装飾は一見の価値があるので、僕はここは払って入りました。

旧市街の寺院めぐりのメモ
チェディルアンとプラシンは歩いて5分の距離なので、午前中にまとめて回るのが効率的です。朝6時半から開いているプラシンを先に見て、8時開門のチェディルアンへ流れると待ち時間がありません。

ちなみに旧市街には小さな寺院が本当にたくさんあって、路地を歩いているだけで次々と現れます。全部きっちり回ろうとすると暑さで疲れるので、大きい2つを押さえたら、あとは目に留まったところへふらっと寄るくらいがちょうどいいです。

山の上の聖地、ワット・プラタート・ドイステープへの行き方

チェンマイに来たら一度は登っておきたいのが、街を見下ろす山の上の寺院、ワット・プラタート・ドイステープです。

旧市街から車で40分ほど登った標高1,000mあたりに建っていて、白い象の伝説からこの場所に作られたと言われています。金色に輝く仏塔がシンボルで、晴れた日にはテラスからチェンマイの街並みが一望できます。地元の人にとっても大切な巡礼地で、観光客と参拝者が一緒にお参りしている空気が好きでした。

ワットプラタートドイステープの金色の仏塔とチェンマイの眺め
※画像はイメージです

行き方は、旧市街の北門(プラトゥー・チャンプアク)やワット・プラシンの前あたりから出る赤いソンテウが定番です。乗合なので料金は片道40〜100バーツくらい、人が集まり次第出発します。確実に動きたいならGrabで往復チャーターしてしまうのもありです。山道は曲がりくねっているので、酔いやすい人は前の席をお願いするといいです。

登り方は2通り
入口から本堂までは306段の階段か、有料のケーブルカー(50バーツ)で上がります。入場料は外国人30バーツ。階段はナーガ(蛇神)の手すりが見事なので、体力に余裕があれば登りは階段、帰りはケーブルカーにすると両方楽しめます。

営業は朝6時ごろから夕方5時ごろまでが目安です。午前の早い時間は人が少なくて涼しいので、僕は朝いちで登って、昼前には旧市街へ戻る流れにしていました。

カフェで一息つくならニマンヘミン

寺院でしっかり歩いたあとは、ニマンヘミン通りのカフェ街でクールダウンするのが定番コースです。

旧市街の西側に広がるこのエリアは、おしゃれなカフェやセレクトショップ、コワーキングスペースが集まっていて、チェンマイの「今っぽい」顔が見られます。冷房の効いた店でアイスコーヒーを飲みながら涼むと、午後の暑さで溶けかけた体がよみがえります。

旧市街からは赤いスマートバスが30バーツくらいで走っていますし、Grabでもすぐです。チェンマイは長く滞在しながら仕事をするノマドにも人気の街で、このニマン周辺がその拠点になっています。どんなカフェや食堂があるかはチェンマイのおすすめグルメをまとめた記事に詳しく書いたので、お腹が空いたら合わせて読んでみてください。

日曜に当たったらサンデーマーケットは外せない

もし日曜にチェンマイにいるなら、夜のサンデーマーケットだけは予定を空けておいてほしいです。

ターペー門から西へ延びるラチャダムヌン通りが、夕方17時ごろから歩行者天国になって、通り一面に手工芸品や雑貨、屋台がずらりと並びます。北タイの織物やシルバーアクセサリー、木彫りの小物など、バンコクとはまた違う民芸寄りの品揃えで、見て歩くだけでも楽しい。18時から20時ごろが一番賑わいます。

チェンマイのサンデーマーケットに並ぶ手工芸品の屋台
※画像はイメージです

途中の寺院の境内には食べ物の屋台村ができていて、地元のローカルフードを座って食べられます。歩き疲れたらここで一服しながら、買ったものを眺めるのが至福でした。混むので、財布やスマホは前に抱えるようにして歩くのが安心です。

何日あれば足りる?僕のまわり方

最後に、初めてのチェンマイをどう組むか、僕の回り方を置いておきます。

ぎゅっと詰めれば2日あれば主要どころは回れます。1日目の午前に旧市街の寺院(チェディルアンとプラシン)、午後はニマンのカフェでのんびり。2日目の朝いちでドイステープに登って、午後はマッサージや買い物。日曜が絡むなら夜はサンデーマーケットへ、という流れがバテずに楽しめてちょうどよかったです。

宿をどのエリアに取るかでも動きやすさが変わります。寺院めぐり中心なら旧市街、カフェやナイトライフ的な賑わいよりも静かに過ごしたいなら郊外という選び方になります。エリアごとの宿の特徴はチェンマイのホテル選びをまとめた記事に書いたので、拠点決めの参考にしてください。

タイの中でもう一日足を伸ばすなら、世界遺産のアユタヤ日帰り観光もおすすめです。タイへの入国準備はタイ入国2026の最新ルールにまとめてあるので、日程を組むときに合わせて読んでもらえると計画が立てやすいはずです。

チェンマイは、寺院の静けさと街の心地よさが同居している不思議な街です。歩いて回れるサイズ感なので、初めてのタイ北部でも気負わず楽しめます。スケジュールに余裕があったら、ぜひ何泊かして街の空気に浸ってみてください。

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