チェンライ観光は白・青・黒の3か所を南北で回る|チェンマイ日帰りの現実
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チェンマイで旧市街の寺院やドイステープを回り終えると、次に気になってくるのが北のチェンライです。

真っ白な寺院、全身が青い寺院、黒い建物が森に並ぶ美術館。写真で見ると、どれもタイの他の街では見かけない強烈さがあります。

ただ、チェンマイからチェンライまではバスで片道3時間半ほどかかります。「日帰りで行けるのか」「どの順番で回ればいいのか」が分かりにくいので、この記事では位置関係と時間の計算から、僕ならこう組むという回り方を書いていきます。

チェンライ観光のざっくり結論

見どころの3か所は、市内から見て白い寺院が南、青い寺院と黒い家が北に散らばっています。チェンマイからバスで日帰りすると移動だけで往復7時間前後かかるので、3か所を急ぎ足で回る一日になります。ゆっくり見たいなら1泊、移動を任せたいならチェンマイ発のツアーが現実的です。

3つのスポットは市内の南と北に分かれている

チェンライ観光でまず頭に入れておきたいのは、主役の3か所が市内の中心にまとまっていないことです。

白い寺院(ワット・ロンクン)は中心部から南へ13〜15kmほど。青い寺院(ワット・ロンスアテン)は北へ3kmほどと近く、黒い家(バーンダム博物館)はさらに北へ13kmほど離れています。

スポット 市内からの位置 入場料の目安 開いている時間
白い寺院(ワット・ロンクン) 南へ約13〜15km 外国人200バーツ 8:00〜17:30
青い寺院(ワット・ロンスアテン) 北へ約3km 無料(寄付歓迎) 7:00〜20:00
黒い家(バーンダム博物館) 北へ約13km 80バーツ 9:00〜17:00(昼休みの記載あり)
時計塔 市内中心 無料 夜19時・20時・21時にライトアップ

料金と時間は2026年10月7日に確認した目安です。南の白い寺院と北の2か所を行ったり来たりすると、それだけで移動に時間を取られます。

僕が組むなら、南の白い寺院を1回で済ませてから北の2か所をまとめて回します。市内に戻る回数を減らすだけで、一日の余裕がかなり変わるからです。

白い寺院は2026年から入場料が200バーツに

チェンライといえば、まずこの白い寺院です。

本堂から外壁まで真っ白に塗られ、細かいガラス片が埋め込まれているので、晴れた日は全体がきらきら光って見えます。手がけたのはタイの芸術家チャルームチャイ・コーシッピパット氏で、寺院というより巨大な美術作品に近い場所です。

チェンライの白い寺院ワットロンクンの真っ白な本堂と池にかかる橋
※画像はイメージです

外国人の入場料は、2026年1月に100バーツから200バーツに値上げされました。古い記事だと100バーツのままになっていることがあるので、予算を組むときは200バーツで見ておいてください。

行き方は、チェンライ第1バスターミナルから出る白い寺院行きのローカルバスがいちばん安く、運賃は20バーツほどです。20〜30分おきに出ていて、20〜30分で寺院の前に着きます。

白い寺院に入る前のメモ
肩と膝が隠れる服装が必要で、本堂の中は靴を脱いで上がります。開門は8時なので、日帰りなら着いたその足で向かい、団体ツアーが増える前に見ておくのが楽です。

青い寺院は市内から近く、夕方でも入れる

白い寺院から市内に戻ったら、次は北側の青い寺院です。

中心部から3kmほどなので、Grabやトゥクトゥクならすぐに着きます。お堂の外も中も深い青で塗られていて、その中に白い大きな仏像が座っている。白い寺院を見たあとに来ると、色の対比がはっきり分かって面白いと思います。

入場は無料で、気持ちがあれば寄付をする形です。開いている時間も7時から20時と長いので、日帰りなら最後に回すと時間の調整役になってくれます。

チェンライの青い寺院ワットロンスアテンの青い本堂と金色の装飾
※画像はイメージです

白い寺院ほど混まないと言われていて、写真もゆっくり撮りやすいようです。こちらも肩と膝が隠れる服装で、帽子やサングラスは外して入ります。

黒い家は昼休みの時間を外して行く

3か所のなかでいちばん毛色が違うのが、黒い家ことバーンダム博物館です。

タイの国民芸術家タワン・ダッチャニー氏が、40年ほどかけて造り上げた敷地に、黒く塗られた建物が40棟以上並んでいます。動物の骨や角を使った展示もあって、白い寺院の華やかさとは正反対の、静かで少し重たい空気の場所です。

12時台に着かないように
入場料は80バーツで、営業は9時から17時。ただし12時から13時は昼休みという案内があるので、昼どきに着くと1時間待つことになります。午前の早い時間か、13時以降に着く計画にしておくと無駄がありません。

市内から北へ13kmほどなので、Grabやトゥクトゥクで20〜25分、料金は200〜300バーツほどが目安です。乗合のソンテウなら20バーツほどで行けるという情報もありますが、本数が読みにくいので、日帰りの日は配車アプリに頼るほうが安心だと思います。

チェンライのバーンダム博物館に並ぶ黒い木造の建物と庭
※画像はイメージです

チェンマイからのバス日帰りを時間で計算してみる

チェンマイからチェンライへは、グリーンバスが1日13便ほど走っています。

チェンマイ側の乗り場は旧市街から北東へ3kmほどの第3バスターミナル(アーケード)で、着くのはチェンライ中心部の第1バスターミナルです。所要は3時間20分から3時間45分ほど。運賃はクラスと便で変わり、エクスプレスが260〜290バーツ、座席の広いVIPが360〜400バーツが目安です。

時間の目安 動き
7:00ごろ チェンマイ第3バスターミナルを出発
10:45ごろ チェンライ第1バスターミナル着、ローカルバスで白い寺院へ
11:15〜12:30 白い寺院を見学して市内へ戻る、昼ごはん
13:30〜15:00 Grabで黒い家へ(昼休み明けに合わせる)
15:30〜16:30 青い寺院に寄って市内へ
18:00ごろ チェンライ発の最終VIPでチェンマイへ、21:20ごろ着

こうして並べると、3か所を回ること自体はできます。ただ、往復のバスで7時間前後、チェンライにいられるのは7時間ほど。どこか1か所で長居したり、バスが遅れたりすると、すぐに最終便が気になり始める組み方です。

帰りの最終便の時刻は変わることがあるので、チェンライに着いた時点で窓口で確認しておくのが安全です。混む時期は前日までに席を押さえておくと、帰りの心配がひとつ減ります。

日帰りか、ツアーか、1泊か

ここまでの時間計算をふまえて、僕なら次の3つから選びます。

行き方 向いている人 気をつけたいこと
バスで日帰り 費用をおさえて3か所を見たい人 往復7時間前後のバス移動。最終便に縛られる
チェンマイ発の日帰りツアー 移動を任せて楽に回りたい人 寺院以外の立ち寄り先が入り、滞在時間は短め
チェンライに1泊 白い寺院を朝いちに見たい人、夜の時計塔も見たい人 宿代がかかる。荷物をどうするか決めておく

チェンマイ発のツアーは、白い寺院と青い寺院に、シンハーパークや黄金の三角地帯、温泉などを組み合わせた内容が多いです。黒い家が入っていないコースもあるので、3か所全部を見たいなら申し込む前に行程を確認してください。

僕がいちばん勧めたいのは1泊です。チェンライに泊まれば、白い寺院に開門の8時に合わせて行けますし、夜は時計塔のライトアップも見られます。

夜は時計塔のライトアップを見に行く

1泊するなら、夜は市内中心の時計塔に寄ってみてください。

この時計塔は白い寺院と同じチャルームチャイ・コーシッピパット氏が手がけたもので、金色の装飾が夜になるとカラフルな照明に染まります。19時、20時、21時に数分間のライトアップがあり、時間の少し前に着いておくと見やすい位置を取れます。

夜のチェンライ時計塔が金色とカラフルな照明でライトアップされた様子
※画像はイメージです

第1バスターミナルのそばにはナイトバザールもあるので、夕食と散歩を兼ねて歩くにはちょうどいい距離です。日帰りの人は最終バスの時間とぶつかるので、ここは1泊する人のお楽しみだと思っておくのがよさそうです。

チェンライに行く前に迷いやすいところ

チェンマイからチェンライへ飛行機で行けるのか、と思う人もいるかもしれません。2都市を結ぶ直行便は無く、飛行機だとバンコク経由になるので、チェンマイからならバスのほうがずっと早く着きます。日本やバンコクからチェンライへ直接入る場合の国内線の選び方は、タイ国内線の記事にまとめています。

服装はどこも寺院なので、肩と膝が隠れる格好が基本です。暑い時期でも薄手の長ズボンかロングスカートにしておくと、着替える手間がありません。季節ごとの気温や雨の多さはタイ旅行のベストシーズンの記事で月別に書いています。

拠点をチェンマイに置くなら、宿のエリア選びで朝の動きやすさが変わります。第3バスターミナルへの行きやすさも含めて、チェンマイのホテル選びの記事を見てから決めると迷いにくいはずです。

チェンマイ市内の寺院やドイステープをまだ回っていないなら、先にチェンマイ観光の記事のほうから組んでみてください。チェンマイで2日、チェンライで1泊という流れにすると、タイ北部の寺院をかなり深く味わえると思います。

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