バンコクに初めて来たのは、もう10年以上前のことです。
あれから何度訪れたかわからないくらい通い続けて、「ここだけは必ず行く」と思うスポットが少しずつ絞られてきました。
この記事では、僕が実際に足を運んで良かったと思う場所だけを書きます。2026年6月時点の入場料と営業時間も載せておくので、旅行前の確認に使ってください。
2026年6月の臨時休館情報
王宮(グランドパレス)とエメラルド寺院(ワット・プラ・ケオ)は、王室葬儀のため2026年6月13日〜19日の期間、一般公開が休止されています。6月20日以降の再開が予定されていますが、訪問前に最新情報を各自でご確認ください。
王宮とエメラルド寺院 — バンコク観光の出発点
バンコクを象徴する観光地として、まず外せないのがここです。
タイ王国の歴史的中心地として200年以上にわたって使われてきた建物群が、一か所に集まっています。なかでもワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)は、タイ国民にとっても精神的な拠点。エメラルド色の翡翠仏が安置されたお堂を中心に、黄金と白のコントラストが美しい建物が並んでいます。
僕が最初に訪れたとき、その規模と格式に圧倒されました。タイの寺院はチェンマイや各地で見てきましたが、ここだけはスケールが別格です。

入場の際は服装チェックがあります。肩・膝を隠した格好が必須で、ノースリーブやショーツでは入れません。ゲート近くで服の貸し出しをしていますが有料なので、最初から長袖・長ズボンで来るのがラクです。
王宮・エメラルド寺院の基本情報
入場料: 500バーツ(外国人共通)
営業時間: 8:30〜15:30(最終入場15:00)
最寄り: チャオプラヤー川マハラート埠頭(N3)
※2026年6月13日〜19日は臨時休館。6月20日以降の再開予定。訪問前に要確認。
ワット・ポー — 横になった46mの仏様を見に行く
王宮から徒歩5分ほどの場所にあるワット・ポーは、寝釈迦仏(涅槃像)で有名な寺院です。
全長46メートル、高さ15メートルの巨大な仏像が、横向きに建物の中に収まっています。初めて内部に入ったとき、その大きさに思わず声が出ました。左の壁が仏像の身体で、右が何もない空間というのが最初はわかりにくくて、入り口から少し進んで初めて全体像がわかるようになっています。
足の裏の模様(108の吉祥文様)も見どころのひとつで、金色の象嵌がびっしりと埋まっています。ゆっくり眺めていると30分はすぐ経ちます。

タイ式マッサージの総本山でもあります。境内にマッサージスクールがあって、観光のあとに30〜60分受けていく旅行者も多い。王宮側からの流れで来られるので、セットで計画に入れておくといいと思います。
ワット・ポーの基本情報
入場料: 300バーツ(外国人)
営業時間: 8:00〜19:30
最寄り: 王宮から徒歩約5分 / マハラート埠頭(N3)からすぐ
ワット・アルン — 川を渡る移動込みで楽しむ寺
「暁の寺」という名前のついたワット・アルンは、チャオプラヤー川の西岸(トンブリー側)に建っています。
王宮エリアから行くには、ターティエン埠頭から渡し船を使います。この短い川渡りが、バンコク観光の中で地味に好きな時間です。5バーツほどの料金で、船の上から対岸に近づくにつれてワット・アルンの仏塔が大きく見えてきます。
仏塔(プラン)の外壁には、無数の磁器片が埋め込まれていて、光の当たり方によってきらきらと輝きます。夕方にやわらかい光が当たる時間帯が特に美しくて、夕日と合わせて見られれば最高です。

仏塔の急な階段を実際に登ることができます。本当に急で、傾斜は45度以上はあるんじゃないかというくらい。手すりにしがみつきながら登ることになるので、高い所が苦手な方は下から眺めるだけでも十分きれいです。
ワット・アルンの基本情報
入場料: 200バーツ(外国人)
最寄り: ターティエン埠頭(N8)から渡し船で5分ほど(渡し船約5バーツ)
ワット・パクナム — 無料で入れて見ごたえがある
BTSシーロム線のバンワー駅から行けるワット・パクナムは、近年一気に人気が出た寺院です。
内部の天井が、巨大な仏教壁画とエメラルドグリーンのガラスシャンデリアで覆われています。見上げた瞬間に「こんな場所があったのか」という体験です。SNSで拡散されてから若い旅行者が増えましたが、それでも王宮エリアほどは混んでいません。
入場は無料です。バンコク中心部から少し離れていますが、BTSで来られます。
ワット・パクナムの基本情報
入場料: 無料
営業時間: 8:00〜18:00
最寄り: BTSシーロム線「バンワー駅」から徒歩約15分
混むのは週末の昼頃なので、平日か早朝に行くと落ち着いて見られます。
アイコンサイアム — 夕方の川沿いが気持ちいい
2018年にオープンした大型ショッピングモールですが、観光で寄る価値があります。
1階の「Sook Siam」エリアが、屋内に水上マーケットと地域の市場を再現した空間になっていて、タイ各地の屋台料理やお土産が集まっています。天井が高く、川風が入ってくる設計なので、バンコクの暑さの中でも比較的動きやすいです。

チャオプラヤー川に面したテラスから対岸のワット・アルンが見えます。夕日がちょうどワット・アルンの方向に沈んでいく時間帯は、かなり絵になります。
BTSゴールドライン「クロントサン駅」が直結しています。サトーン埠頭からの専用シャトルボート(無料)でも来られます。夕方に寄って、川を眺めながら日が暮れるのを待つのが僕のお気に入りです。
マハナコン スカイウォーク — 地上314mのガラス床
バンコクで最も高い展望台がここです。
地上314メートルの展望台にガラス床のスカイウォークがあって、踏んだ瞬間に足がすくみます。足の下にバンコクの街がそのまま広がっていて、恐怖と解放感が同時にやってきます。高い所が得意な僕でも、ガラス床の上は少し膝が笑いました。
夜景を見るなら夕方〜夜のタイミングが断然おすすめです。日没の30〜40分前に到着しておくと、日が暮れていく様子と夜景の両方が楽しめます。
入場料は時期によって変動することがあるため、訪問前に公式サイトで確認してください(2025年時点の参考値は約900バーツ)。BTSシーロム線「チョンノンシー駅」から徒歩5分ほどです。
チャトゥチャック(JJ)市場 — 週末だけ開く巨大マーケット
バンコク最大の市場で、土曜・日曜のみ開催されています。
植物・服・古着・雑貨・骨董・食べ物と、何でも売っている広大なエリアです。約1万5千ものブースがあって、全部見ようとすると1日がかり。入口で地図を受け取って、自分が探しているジャンルのゾーンに絞って回るのが現実的です。
平日は閉まっています
チャトゥチャック市場は土曜・日曜のみの開催です。月〜金に訪れても、規模が縮小した別の市場になります。旅程に週末を合わせておくことが必須です。
アクセスはMRT「カンペンペット駅」またはBTS「モーチット駅」から徒歩すぐです。
費用まとめと1日の動き方
主な観光スポットの費用をまとめました(2026年6月時点・外国人料金)。
| スポット | 入場料 | 営業時間 | アクセス |
|---|---|---|---|
| 王宮・エメラルド寺院 | 500バーツ | 8:30〜15:30 | マハラート埠頭(N3) |
| ワット・ポー | 300バーツ | 8:00〜19:30 | マハラート埠頭(N3)徒歩5分 |
| ワット・アルン | 200バーツ | 〜16:30頃 | ターティエン埠頭から渡し船 |
| ワット・パクナム | 無料 | 8:00〜18:00 | BTSバンワー駅徒歩15分 |
| アイコンサイアム | 無料(入館) | 10:00〜22:00 | BTSゴールドライン直結 |
| マハナコンスカイウォーク | 約900バーツ(参考値) | 10:00〜22:00頃 | BTSチョンノンシー駅徒歩5分 |
| チャトゥチャック市場 | 無料(入場) | 土日のみ・早朝〜夕方 | MRTカンペンペット駅すぐ |
王宮エリアをまとめて回る1日コースはこんな流れです。
8:30に王宮前に到着 → ワット・プラ・ケオを見学(約90分)→ 徒歩でワット・ポーへ(約90分)→ ターティエン埠頭からワット・アルンへ渡る(約60分)→ 昼食は埠頭近くのローカル食堂で → 午後はアイコンサイアムへ移動(シャトルボートで30分)→ 夕方〜夜はマハナコンスカイウォークで夜景。
入場料と交通費・昼食込みで1人2,500〜3,000バーツ(約8,000〜10,000円)が目安です。
服装チェックがある寺院が多いので、最初から長袖・長ズボンで動くと無駄な手間が減ります。
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