スワンナプーム空港で食べるなら出国前の1階|24時間の食堂と出国後の店
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スワンナプーム空港でごはんを食べようとして、値段を見て手が止まったことはありませんか。

僕はタイに30回以上通っていて、スワンナプーム空港も出入りや乗り継ぎで何度も使ってきました。そのなかで思うのは、この空港の食事は「どの店か」より先に「出国審査の前か後か」で決まるということです。

そこで今回は、空港を運営するAOT(タイ空港公社)の公式サイトにある店舗ページと、2026年に更新された旅行記事や報道を突き合わせて、どこで何をいくらで食べられるかを整理しました。確認日は2026年10月29日です。

先に押さえておくこと

安く座って食べたいなら、出国審査の前にある1階のMagic Food Pointが一番です。24時間開いていて、料理は50〜80バーツ前後。ただし出国審査を通ると戻れないので、出発の日は先に食べてから審査へ進む順番にしてください。

安く座って食べるなら、1階のMagic Food Point

スワンナプーム空港でいちばん安く食べられるのは、1階にあるフードコートのMagic Food Pointです。もともと空港で働く人たちが使う食堂で、旅行者も普通に利用できます。

AOT公式の店舗ページでは、場所は旅客ターミナルの1階、誰でも入れるエリアで、24時間営業と案内されています。タイの屋台料理の店が最大20店ほど集まっているそうです。

スワンナプーム空港1階のフードコートで屋台のタイ料理が並ぶカウンターのイメージ
※画像はイメージです

場所は1階のゲート8(出口8番)のあたりで、市内やパタヤ方面へ向かう長距離バスの切符売り場の近くです。到着ロビーは2階、出発ロビーは4階なので、どちらからでもエレベーターかエスカレーターで1階まで降りて、Food Courtの案内に沿って進みます。

値段は、2026年に更新された旅行記事に載っていた例を並べるとこのくらいです。

料理 価格の目安 出典の確認時期
ぶっかけ飯(おかず1〜3品) 45〜65バーツ 2026年2月更新
麺またはご飯の一皿 65〜75バーツ 2026年2月更新
ローストダックのエッグヌードル 70バーツ 2026年1月の現地再確認
カオマンガイ 80バーツ 2026年1月の現地再確認
飲み物 15バーツから 2026年2月更新

市内の食堂とほとんど変わらない値段です。上の階のレストランだと同じような料理が200バーツ前後になると書いている記事もあったので、差はかなり大きいと思います。

支払いはプリペイドカード方式
入口のカウンターで現金を渡してカードにチャージし、各店ではそのカードで払います。使い切れなかった分は、カードを返すと払い戻してもらえます。2026年1月に現地を確かめた記事によると、日付をまたがないようカードは23時30分までに返す運用になっているそうです。深夜に使う日は返却の時間だけ気にしておくと安心です。

昼どきと夕方は混みますが、早朝6時ごろと夜23時ごろは空いていたという報告がありました。早朝の便や深夜の到着便と相性がいい場所です。

出国審査を通ると、1階には戻れません

この空港で一番気をつけたいのは、Magic Food Pointが出国審査の前にあるということです。出発の日に、手荷物検査と出国審査を先に済ませてしまうと、もう1階の食堂には戻れません。

なので出発の日の順番は、チェックインで荷物を預けたら、4階から1階へ降りて食べる、それから4階に戻って出国審査、です。食べる時間と移動の時間を合わせて、1時間くらいは見ておきたいところです。

スワンナプーム空港の出発ロビーで出国審査の入口へ向かう旅行者のイメージ
※画像はイメージです

1階まで降りる時間がない日は、3階のレストラン街という手もあります。2026年5月の旅行ガイドでは、3階は搭乗手続きをしなくても入れるエリアで、ファストフード、タイ料理、カフェ、日本食の店が並んでいると紹介されていました。

3階はMagic Food Pointより高くなりますが、出国審査の前なので、見送りの人と一緒に食べられます。家族や友人と最後にゆっくり話したい日は、こちらのほうが向いていると思います。

出国後は、チェーン店とカフェで軽く済ませる

出国審査を抜けた先にも飲食店はあります。2026年9月の空港ガイドでは、審査を抜けてすぐの中央ゾーン(D1〜D8ゲート付近)にレストラン、東側(A〜C、D1〜D4ゲート方面)にレストランとカフェ、西側(E〜Gゲート方面)にフードコートがあると整理されていました。

店の名前でいうと、Dean & DeLucaがコンコースD付近にあることは、2025年と2026年に更新された複数の空港ガイドで一致していました。ほかにもバーガーキングやスターバックスなど、日本でもなじみのあるチェーン店の名前が多く挙がっています。

出国後の店の営業時間は、公式の一覧で確かめられませんでした
英語圏の空港ガイドには「出国後の店はほぼ24時間営業」と書かれているものがあります。ただ、店ごとの営業時間をAOT公式で確認することはできませんでした。深夜便の人は、出国後の店をあてにせず、先に1階で食べておくほうが確実です。

出国後の店は、空港らしい値段だと思っておいたほうが気が楽です。僕なら、出国後はコーヒーや軽食くらいにして、しっかりした食事は審査の前に済ませておきます。

乗り継ぎで制限エリアから出られない場合のシャワーやラウンジについては、スワンナプーム空港の乗り継ぎの記事に待ち時間別でまとめています。

空港の値段が気になるなら、50バーツからのセットもあります

スワンナプーム空港の食事は高い、という声は現地でも多いようです。2026年8月にはタイの英字メディアKhaosod Englishの投稿をきっかけに、AOTが価格の決め方を説明していました。

その説明によると、空港内の商業エリアを運営するキング・パワーの管理下にある飲食店は、基準となる価格を20%以上上回らないという契約になっていて、AOTが毎月価格を確認しているそうです。ただ、この基準は市内の百貨店や大きなホテルの通常価格で、街の屋台や食堂ではありません。

空港の飲食店のカウンターでドーナツと缶ジュースのセットを受け取るイメージ
※画像はイメージです

あわせて、今年度版の「Suvarnabhumi Food Guide」として、50バーツから買えるセットが用意されていると紹介されました。報道で例に出ていたのは、クリスピー・クリーム・ドーナツのドーナツと缶の飲み物で50バーツ、ボンチョンのチキンとスンドゥブとご飯と水のセットで280バーツです。

空港の中でも、選び方次第で出費はかなり抑えられるということですね。とはいえ、屋台並みの値段で食べられるのは、やはり1階のMagic Food Pointです。

着いた時・出る時・乗り継ぎで、どこで食べるか

ここまでの情報をもとに、僕ならこう分けます。

場面 どこで食べるか 理由
日本から着いてすぐ 入国後に1階のMagic Food Point 到着ロビーの2階から降りるだけ。24時間開いている
深夜に着いた 1階のMagic Food Point 24時間営業。カードの返却は23時30分までの運用に注意
出発の日に時間がある 荷物を預けてから1階で食べ、出国審査へ 審査後は1階に戻れない
見送りの人と食べたい 3階のレストラン街 審査の前なので一緒に入れる
出発まで時間がない 出国後のチェーン店・カフェ 座れるが値段は空港価格
国際線の乗り継ぎ 制限エリア内の店かラウンジ 入国しなければ1階には行けない

深夜に着いても本当に食べられるのか、と思うかもしれません。Magic Food Pointは公式で24時間営業とされていて、2026年1月には夜23時ごろに空いていたという報告もありました。ホテルに向かう前に一杯食べてから市内へ出る、という流れが組めます。

深夜の空港フードコートでカオマンガイを食べるイメージ
※画像はイメージです

空港から市内への移動は、バンコクの移動手段の記事にエアポートレイルリンクやタクシーの使い分けを書いています。タイの国内線に乗り継ぐ日は、出発がドンムアン空港になることもあるので、タイ国内線の記事で空港を先に確認しておいてください。

バンコクの食事とほかの空港グルメもあわせて

空港で食べられるカオマンガイも、市内の専門店で食べるとまた違います。市内の店はバンコクのカオマンガイの記事に、街なかで安く座って食べる場所はバンコクのフードコートの記事に書いています。

バンコク市内の食堂で湯気の立つタイの麺料理とカオマンガイが並ぶイメージ
※画像はイメージです

タイのほかの空港ならチェンマイ空港のグルメ記事とプーケット空港のグルメ記事、日本側なら関西空港のグルメ記事を、同じように「検査の前か後か」で整理しています。

スワンナプーム空港で僕が食事を決める順番

スワンナプーム空港は、店の数が多いぶん、どこに入るか迷いやすい空港です。でも安く座って食べたいなら、答えはほぼ1階のMagic Food Pointに決まります。

僕なら、着いた日は入国してすぐ1階で一杯、出る日は荷物を預けてから1階で食べて審査へ、時間がない日だけ出国後のチェーン店で軽く済ませる、という順番で決めます。

この記事の内容は、2026年10月29日にAOT公式の店舗ページと、2026年に更新された旅行記事・報道で確認したものです。空港の店は入れ替わりや営業時間の変更があるので、当日は館内の案内もあわせて見てください。

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